気軽に海外旅行〜ひとりディズニーシーのススメ〜
★この記事には、私がひとりでディズニーシーに行くようになったきっかけと、ひとりディズニーを楽しむTIPSを記載しています
一人ディズニーを始めたきっかけ
元々実家が舞浜に近かったこともあり、なんだかんだ年に1回程度はディズニーランドかシーに行っていた私。
私のお気に入りは当初不人気だったディズニーシー。建物やちょっとした柱やポスターも本格的。道を歩けば路上パフォーマーがそこかしこに現れ、ゴンドラに乗ったりジャズバンドの演奏を鑑賞したり、本格的な旅行気分になれるところが好きでした。
私見ですが、ランドは「アメリカが見た夢」、シーは「僕らは旅行者」。正直シーの方が感覚的に引っかかる部分が少なく、素直に楽しめるんですよね。
ただ、一つうっすら不満だったのは、人と行くと人気アトラクションなり期間限定パレードなりが中心になるので、のんびり街歩きができないこと。
自分が誘った時くらい、自分の行きたいところ回ればいいんですけど、まぁそういう時って私が一番詳しい人になるので、「初めての人にもシーの良さを感じて欲しい!」という義務感で詰め込みがちになったり。
そんな中、平日休みをとって夫とディズニーシーに行くことになったんですが、直前になってこう言われました。
「ごめん、その日仕事で午前中だけ会社行かないと行けなくなったんだ。午前はひとりで行ってくれない?午後になったら合流しよう」
は?
確かにひとりディズニーちょっとやってみたいって言ったよ?でもそんなパターンある?
正直、その時はそう思ったんですが、やってみたら超快適!
自分の好きな時間に行って、街並みブラブラして、気になったのはアトラクションにふらっと入る。
よく考えたら、私は海外一人で行っちゃうタイプ。海外の場合は、荷物の扱い、治安の問題、割高なホテル代など、女ひとりだと不便なことも正直ありますが、ひとりディズニーにはマジでない。ほとんどのレストラン、ひとりで入れるしね。
「何でもいいからヨーロッパの素敵な都市にいって、ぶらぶら歩きたい」って思う時、あるじゃないですか。とは言え実際に行くには1週間の休みと10万以上の旅費、当日までの体調管理など、ハードルが高い。でもディズニーシーなら、首都圏に住んでる場合限定ですが、平日の休み1日と、2万円程度の予算(※)もあれば、往復の交通もチケットも食事も全部賄える。海外旅行だと考えたらコスパ&タイパ良すぎない!?
※3年くらい前の感覚で書いてるので、今はもう少し高いかも。
ということで、それ以来、年に一回程度、ひとりでディズニーシーに行くようになりました。
そうすると、意外とひとりで来てる人は多いことに気付きました。
女性の場合は防寒&日焼け対策がしっかりの長袖・長ズボンまたはロングスカートで、ディズニーマスコットが着いた大きなトートを持ってることが多いです。
男性の場合はもっとバラバラで、「今日は駅前の立ち飲み屋で昼飲みするか、ブックオフ行くか、あ、今日はディズニーで酒飲もう」くらいのラフな佇まいの人も。
「ひとりディズニーしてる人なんて見たことない。やったら絶対悪目立ちするじゃん。無理。」という人もいますが、ちょいちょいいます。見えてないだけです。ディズニーリゾートにおいては誰も他人に興味ありません。(断言
他人の目は気にする必要ない。行きたいなら行けばいい。
ディズニーで疲れない3ヶ条
それでは、ここからディズニーを楽しむ具体的なノウハウをお伝えしようと思います。
ディズニーが苦手な人から良く聞くのは「だってディズニー疲れるじゃん」というコメント。まあ丸1日高低差のある道を歩くので、疲れることは間違いないんですけど、コツを掴めばある程度疲労を低減することは可能です。
と言うことで、ディズニーシーを無理せず楽しむためのコツをまとめました。
1.閑散期を狙う
ディズニーは季節や曜日によって混み具合が違います。
天気の良い三連休の中日なんかに行ったら、「なんか混んでて疲れた」という感想になること必至。おすすめは、4月〜6月の、ゴールデンウィーク期間を除いた平日。そこそこ空いていて気温も過ごしやすい。
なお、1月中旬から2月も空いていますが、超寒いし早く閉まるので、あんまりお勧めしないです。
2.寒暖差を考慮した服装
ディズニーは、思ってるより寒いし、思ってるより暑いです。
特にディズニーシーは海辺のため、昼間は暑くても夜になると海風で寒くなることも。
ということで、肌を守る長袖長ズボンまたはロングスカートを基本とし、防寒用のコートだのマフラーだのはあらかじめ紙袋にまとめて入口のロッカーに入れておくことを強く推奨します。
3.適当に休む
これ、マジで重要。
ディズニーなんてそうそう来るわけではないので、ついつい予定を詰め込んでしまいますが、大体午後1時とか3時とかになると、ちょっと疲れてくるもの。
そうしたら、レストランでゆっくり昼食を取ったり、場合によってはイクスピアリに退避するのもアリかと。イクスピアリは美味しいお店も多いし、結構空いてます。
ディズニーシーの魅力は、昼と夜でガラッと雰囲気が変わること。ゆっくり休んで夜の部に備えましょう。
旅行気分を楽しめるオススメの乗り物
海外旅行気分を楽しむためには、まったりと乗り物に乗ったりレストランでゆっくりしたりすることを推奨します。私のオススメはこんな感じです。
1.トランジットスチーマーライン
これに乗るためにディズニーシーに行っていると言っても過言ではありません。
特に好きなのは、アラビアンコーストのキングダム・ブリッジの裏を通るところ。
石造の橋に貝殻が埋め込まれており、橋の裏側まで世界観が作り込まれてる!さすがディズニー!と感動します。
昼と夜で全く表情が変わるので、両方乗るのがオススメ。パレード中は運行休止になるので、係の方に運行時間を確認してください。
https://www.tokyodisneyresort.jp/tds/attraction/detail/228/
2.エレクトリック・レールウェイ
ディズニーは鉄道一家の出身で重度の鉄オタ。元々ディズニーランドも鉄道テーマパークとして予定していたという史実を鑑みると乗らないわけにはいかない。
時間旅行というコンセプトですが、アメリカンウォーターフロントとポートディスカバリーを繋ぐ植生やプロメテウス火山の存在がタイムワープの浮遊感を演出するのホント好き。
https://www.tokyodisneyresort.jp/tds/attraction/detail/233/
3.ビックシティ・ヴィークル
え?これ乗る人いるの?
そう言われることもありますが、騙されたと思って乗ってみてください。
人気のアメリカンフロートを、まるで本当に古き良きアメリカで観光バスに乗っているような楽しい気分で巡れます。ひとりの時こそ是非。
https://www.tokyodisneyresort.jp/tds/attraction/detail/233/
オススメのマイナー絶景ポイント
最後に、ひとりディズニーにオススメの、人込みを離れて、ちょっと一息つける、絶景スポットをご紹介します。
1. ポンテ・ヴェッキオの窓辺
イタリアのヴェッキオ橋をイメージした橋から、大航海時代の要塞が眺められます。
窓はいくつかありますが、赤い花で飾られている窓が特にオススメ。
2. オールド・アーモリィ・ブリッジの付け根
気に入りすぎてトップ画像にしました。
無骨な鉄骨がカッコいい。トランジットスチーマーラインのところでも触れましたけど、ディズニーシーって、橋の裏までちゃんと作り込まれてるのがすごいですよね。
人通りも少ないのでベンチでゆっくりできます。
3.トランジットスチーマーライン(メディテレーニアン・ハーバー)の船着場
船を降りた後、船着場の階段を急いで通化するのではなく、踊り場のところでちょっと立ち止まってみましょう。メディテレーニアン・ハーバーが一望できます。
あんまり長居すると迷惑なので、適当な時間で切り上げましょう。
最後に
他にも、ビックバンドビートのミッキーがカッコ良すぎるとか、アリエル頑張りすぎ問題とか、シーのお酒薄くない?とか、夜のカルーセル・キャラバン(2階席)いいよねとか、ひとりディズニー楽しすぎて全然写真撮ってなかったから載せられる写真無いとか、伝えたいことは山ほどあるのですが、収集がつかなくなるのでこの辺りで。
この記事を読んで、一人でも多くの方が一人ディズニーの世界に足を踏み入れてくれることを望みます。
それでは!
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