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ピアノの習いごと

1年くらい前からピアノをまた習い始めた。もともと小さい頃から中学生まで習っていて、実家には今もアップライトピアノがあるんだけど、家を出てからはもう何年も弾いてなかったので新鮮で楽しい。レッスンは毎月3回で1回は30分。当然それだけだと何も上達しないので、普段から家で練習する。だいたいそれも1日30分くらい。夕飯食べて休憩した後、お風呂に入る前の日課だ。


ステージピアノ

で、その練習時に使っているのがRolandのRD-88というステージピアノ。もともとバンドとかやっていたわけではないので、そもそもステージピアノというものが良く分かってなかったんだけど、横浜の島村楽器でたまたま目に入って店員さんに尋ねたらなかなかよさそうだったんで、去年の夏のボーナスを家計の貯金からちょっと前借りして買ってもらった。

ステージピアノってのは、バンドのキーボーディストがライブ時に生ピアノの代わりにステージに持ち運ぶものらしい。知らない人からしたらキーボードやシンセサイザーとの違いが良く分からないと思うけど、生ピアノの変わりってことで鍵盤のタッチがしっかりピアノっぽい。シンセの鍵盤はペラペラなことが多いので、比べて見ると一目瞭然。

ちなみにキーボードってのはいわゆる鍵盤楽器の総称。生のピアノやオルガンをキーボードっていうことは少ないので、まぁ電子鍵盤楽器のことだと思えばいい。シンセもステージピアノも、それからもっと安い初心者向けの電子鍵盤も、みんなキーボードと言える。

電子鍵盤なので当然ピアノ以外にも様々な音色を奏でることができるんだけど、やはり「ステージピアノ」というだけあってピアノ系の音色が強い。生ピアノだけでも少しずつ響きの違う音が10音色くらいあるし、エレピについてもローズにウーリッツァーにDXエレピと豊富。もともとエレピ大好きなので、家でエレピが弾けるのはちょっと感動ものだ。

エレピの音が好き

ちなみに僕が好きな楽器の音色は、ローズとヴィブラフォン、それからフルートとラテンパーカッションだ。まだ打ち込みサウンドが出てくる前、70年代後半あたりのクロスオーバーな雰囲気の曲が一番好きなので、このあたりの楽器が効果的に使われている曲には好みのものが多い。

一時期同じようにフルートも習いたいと思ったことがあって、ヤマハの体験教室に行ってみたことがあるけど、狭い部屋で髭のおじさん先生とマンツーマンになるということが分かり、自分も含めておじさん二人がフルート教え合ってる絵ヅラもなんだかちょっとキツイなと思って、体験だけで辞めてしまった・・・。

それはともかく、ニューソウルやフュージョンあたりから派生した70年代クロスオーバーや、それを元ネタに使った90年代のヒップホップ、それから最近流行りのシティポップが好きな人には同じような趣味の人が多いと思う。あの辺りの曲で人気のある曲、だいたいエレピまみれだしね。

最近の練習曲

ダニー・ハサウェイがライブでプレイしている方のWhat's Goin' Onの譜面を見つけたので、半年くらい練習中。あとはこれも昔クロスオーバー系で出版されていた古い楽譜を見つけたジョー・サンプルのDream of Dreams。

どっちもまだまだ練習中だけど、こうやって自分の好きな曲を家で弾けるのは楽しい。まだヘタっぴとは言え、ダニー・ハサウェイのウーリッツァーのソロが音色含めて自分で再現できるのは本当に感涙もの。


というわけで、今回は僕の最近の楽しみの一つであるピアノについて。

特に何かオチがあるわけでもないけど、まだnote始めたてなので、最初のうちは自分の好きなもの、気になることについて記事を書いていって、少しずつ自己紹介していけたらと思ってる。

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