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【自作曲】僕がアシッドハウスを意識して曲を作るとこんな風になった

今週末はまた部屋で曲作りをしてた。土日ずっと家にいると飽きちゃうから多少は外にも出るんだけど、なにせ暑いからね。はっきり言って長時間の外出はムリ。

そうなると何か家のなかで出来る暇つぶしを考えなきゃ仕方ないってことで、選択肢としては読書かゲームか曲作りくらい。このなかでは曲作りが他の暇つぶしより多少はマシかなって思って土日を使ってなんとか一曲仕上げてみた。

とりあえず、いつもの通り最初に出来た曲を貼っておこう。

今回の目的は全然録音で使ってなかったTD-3を使ってひとまず一曲カタチにしてみること。今回も前回と同じく手なりで作ってるから今まで作ってきた他の曲と似たような雰囲気あるけどまぁご愛嬌(笑)

これもまぁ個性ということでご容赦くださいませ。

TD-3をメインにした機材構成

さて、いつもの通り構成図を書くとこんな感じ。

いつもより1台シンセが減った多少シンプルな構成

今回は普段と比べて1台シンセが少ない構成で、メインのウワモノはリバーブをかましつつミキサーのパンで少し外側に振ったJ-6のパッド音とVolca FM2(=DX7)のベル音だけ。あとは後半そこにLofi-12で打ち込んだピアノのバッキングパートが増える構成になってる。

いわゆる分かりやすいメロディパートがないのは、今回TD-3のウネウネベースを主役にしたアシッドハウスっぽい曲を作ってみたいと思ったから。ちなみにTD-3はMG06Xでいったんディレイを軽くかけてからMG12XUに送ってて、MG12XU側ではさらにリバーブもかけてたりする。まぁ普通に聴いてる分にはほとんど分からないけどね。

ウワモノの質感と曲のテンポからすると、アシッドハウスというよりもテクノっっぽくなっちゃた気がするけどまぁそれはそれ。そのうち手ぐせから脱却しなくちゃとは思うけれど、今の僕の実力じゃこうなってしまうんだから仕方ない(笑)

ツマミのぐりぐりは抑えめに

ちなみにTD-3のシーケンスは同じ音をオクターブ変えながら適当に打ち込んだ後、音の長さとスライドを適当に入れただけ。303系の打ち込み方式だと上手いフレーズを自然に作るのはなかなか難しいから、アシッドなんかだとわりとよく使われる手法だと思う。

基本は同じフレーズのループだけど、せっかく8小節打ち込めるから4小節目と8小節目は少しパターン(というかオクターブする音)を変えてみた。単純だけどこうするとフレーズに動きが出てより気持ち良い感じになる。

このTD-3の登場シーンは曲中で2回あって、それぞれ最初の16小節はディストーション付き矩形波をあらかじめパラメータ調整した位置でツマミ固定。次の16小節で少しだけツマミをぐりぐりしてる。

正直どこをどれだけいじれば良い感じの音になるのかイマイチよくわからないから、今の僕のスキルではこれくらいが限界(笑)でも、まぁ聴いてみるとそんなに悪くはないかな。

ピアノは気持ちピッチを下げて鳴らしてみる

中盤から出てくるピアノのバッキングフレーズは相変わらずLofi-12を使用。ただ、今回やりたかったハウス風バッキングに対してプリセットの素の音だとやや音色が綺麗すぎる気がしたから、サンプルエディット機能を使って少しピッチを下げてある。

このサンプルエディット機能、もともと自分がサンプリングした音をいじる機能だと思ってたれけど、実はプリセットの音をいじくる用途でも使えるみたいだ。もともと想定されてる用途とは違うんだろうけど、このマシンは相変わらずポテンシャルが異常に高い。こういう風に使い方の自由度が高いのは素直にいいことだ。

もともとのプリセット音はさすがに残しておきたいから、空いてるバンクにサンプルをコピーしてエディット実行。プリセット音と聴き比べると、なんとなく自分の想像するハウスの音に近くなった気がする。

ちなみにフレーズ自体はパッドのコード進行に合わせ、デジピで適当に試し弾きしたものを打ち込んだ感じ。完全に手ぐせだけど和音の感じはそれなりにハウスっぽいんじゃないかな。このハウスっぽいバッキングも一回やってみたかったんだよね。

その他のTR-8やVolca FM2の打ち込み方はだいたいいつもと一緒。繰り返すけど、まぁ基本手ぐせだからね(笑)


そんな感じで今日はこの週末で作ってみた曲の話。正直自分では消化不良な感じもあるんだけれど、まぁアシッドハウスの練習ということで良しとしておこう(笑)

ちなみにサムネ写真は僕がいつも座ってるピアノ椅子から見える部屋の風景を映したもの。やっぱりウェルトロンの存在感はかなりあるな。。。

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