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山田の権六(ごんろく)踊りって知ってますか?

「7月6日に万博公園の開発についてのお話し会をする」と企画して、そのことを山一公民館の館長にお話しにいった数日後のことです。
公民館で、権六踊り保存会の方々が集まっての権六踊り鑑賞会がありました。

権六踊りって、きいたことありますか?青山台に住んでいる友達に話しても、「え!ごんろくって人の名前なの??”ごーろく(5、6)おどり”って聞こえた。」と言われたほど、この山田地区に住んでいなければ聞いたことのない名前ですよね。
以前は旧三島郡の他の地区でも踊られていたようなのですが、今は山田にだけ伝承されています。吹田市地域無形民俗文化財にもなっていて、いろいろなところで披露されてきた貴重な踊りでもあるのです。

山田に越してきて数年経ってから、子連れで参加した市民体育祭で初めて見たときは、地区に伝わる踊りがあるのかとびっくりしましたが、夏祭り、運動会で目にし、見よう見まねで踊るにつれ、だんだんと耳に目に馴染んできました。
コロナ禍でここ2年程見る機会のなかった、権六踊り。ひさしぶりに、公民館で見たのでした。

権六踊り保存会会長の内山さんという方が、山田のことについてとても詳しいとお聞きし、それでその時、館長に内山さんをご紹介いただいたのです。
権六踊り鑑賞会の後に、山田の昔話を、時を忘れて楽しくお聞きしたのでした。

ここには直接リンクはつけませんが、「山田権六おどり」と検索すると、権六さんが登場し、保存会の方々が踊る楽しいYoutubeの動画が見つかると思います。よければ探してみてください!会長内山さんの歌声と、権六さんに扮した館長がコラボレーションしてはります。

内山さんに、「山田に住む子どもらに、昔の村のことをもっと知ってもらいたい。お母ちゃんたちにそれぞれふるさとがあるように、子どもらにここがふるさとやと思ってもらえるように、知ってもらいたい。」と言われました。
「いまのお母ちゃんたちに、どれだけ”ふるさと”があるんかしら。少なくとも私には、”ふるさと”と呼べる感覚はありません。(山を切り開いて作った新興住宅地育ちだったので)」文化と伝統、魅力がある山田を大人も子どももみんなで知って、みんなの心のふるさとのように感じられたらいいなと思ったのでした。