穏やかな日

穏やかでした。今日は久しぶりに穏やかを感じられた日だった。なぜだろう。わからないけど。余裕があるから？　休息を取れたから？　わからないけど。穏やかだった。

何も考えない、ただそのままの素直な自分だった。仕事はあったけど、仕事中もぼうっとしていい時間もつくった。期限のある仕事は早めに取り組んで。それ以外はゆっくりした。気持ち的に。

自分が穏やかであると、人に対しても寛大で。ゆるやかで。穏やかで。何も不満に思うことなく、何も思うことなく。ただ。ただ普通の日常。追われていると人は緊張感が増し、人は必死になり、上手くいかないとすぐに泣きたくなるくらい辛くなる。これくらい大丈夫だろうと、大丈夫だから気にしないと、刺さった傷を放置していると、いつの間にか血が止まらなくなる。そんなものがなかったのだろうと思う。

自分の思いや感情や考えが強すぎると、時に自分が苦しくなるようで、苦しめていることに気付けない時もあるようで。

まぁいいや。どうにかなるさ。なんとかなるよ。1人でやらなくていいよ。助けてもらったらいいよ。分からないなら分からないって素直に言っていいんだよ。自分1人でやらなくていい、抱えなくていい。周りも大変だしとか思わなくていい。思う前に声を出して。手を出して。それでいいよ。そんな気持ちも込み上げて。

穏やかでした。完璧じゃなくていいやと思えました。完璧ではないのだから。ミスしたってよい。したところで何も変わらない。したところで人の価値なんて変わらないんだからね。今日も起きて、仕事をして、帰ってきて、ちゃんと寝る。それだけで、すごいことだよね。と、自分を労ってあげましょう。

先のことを考えるよりも、今日1日を無事に終えられました。明日のことは明日考えて。先のことは先が来たときに考える。それでいい。