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婦人科検診が怖くなかったこと

今日は午前中人間ドックだった。

人間ドックは、空腹で電車に乗って出かけなくてはならないし、指先が冷たいし、どんよりするし、バリウムとか婦人科検診が憂鬱だしであまり上がるイベントとは言いがたい。
でも今日は最後の二つが上手くいって凄くラッキーで嬉しかったので、つい日記を書く。

バリウムは、社会人になってかれこれ12回はのんでいる(受けない、胃カメラに変えるなどの無駄な抵抗もしている)が、最初の時に比べたら雲泥の差と言えるくらい飲みやすくなっていて、ここ数年は飲む度に開発者の方に感謝を捧げている。
しかし、どうやらわたしは下剤が効きやすいらしく、昼過ぎにはお腹が痛くなるので、結構、帰路がスリリングなのだ。
今日も駅に着く頃にはお腹がゴロゴロし出した。無事に家に着いて本当によかった。

しかし、何より特筆すべきは婦人科検診だ。
わたしは産婦人科に嫌な思い出が多すぎて、心の準備ができないと体がこわばってしまい、余計に怒られる羽目に陥る。
しかし今日は入るなり先生のデスクがあってお顔が見え、すごく優しそうな、高校時代の家庭科の先生のような方だったし、気になることを質問した時も丁寧に答えてくださった。
さらに、あの恐怖の診察台が少し近代化していて、特に足受けが優しく抵抗感の少ないものになっており、屈辱的な気持ちも少なかった。
そして先生の診療機器も、冷たいステンレスの拡張器を無造作につっこむとかではなく、先進的で、本当に、怖いとか冷たいとか嫌とか、自分で宥められる範囲でしか思わないで済んだ。

先週くらいからめちゃめちゃ憂鬱だったので、この診療所を常用したいと思うくらいは救われた気持ちになった。
六医会の内幸町診療所。わたしと同じようなタイプの方には特におすすめです。

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