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2022 L&G MEETUP archive連載vol.1-3 「経営企画室メンバーを募集します」 〜募集要項・Q&A〜

先日、2022年第一弾となるL&G MEETUPを、3回にわたり実施いたしました。ありがたいことに、たくさんの参加者の方々、またご予定が合わず参加できなかった方々から、アーカイブのご要望をいただき、ダイジェスト版の連載をスタートする運びとなりました。

前2回の記事をお読みいただいた方には、L&Gという会社の空気感を少し感じていただけているのではないでしょうか。

今回は、いよいよ本題の、新設「経営企画室」のメンバー募集について、弊社COO・大籠より詳しくご説明いたします。

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今回は、経営企画室のメンバー、具体的には3職種、各1名ずつの募集となります。それぞれの具体的な業務内容についてご説明していきます。

経営企画・管理

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「経営企画」は、未来に目を向け、これからL&Gがどうしていくのかを考えていくような仕事。一方の「経営管理」は、現在に目を向け、計画に沿って動けているか、現場の各事業の現場がちゃんと回っているのかを見ていくような仕事。大きくこの2つに取り組んでいただける方を募集します。

前提として、中には、難易度が高かったり、社内事情が分からないと難しい業務もあるのですが、いきなりこれら全てお任せするわけではなく、一緒に考えながら少しずつ委譲していけたらと思っております。

まず、「経営企画」の部分。戦略策定として、3〜5年の中長期的及び次年度の計画を策定したり、今期はどこに力を入れてやっていくかの計画を立て、モニタリングしながらPDCAや進捗の管理をしていただきます。先程話した通り、様々な事業がある中で役員のリソースをどこに注ぐかは重要な意思決定となりますので、役員リソースの配分決定も担っていただけるとありがたいなと思います。経営企画室自体が、これから立ち上げていくものになるので、システム全般の改善も主体的にやっていただけると嬉しいです。全従業員の生産性改善としては、例えば、コミュニケションツールやドキュメント共有・管理ツールの効率化などの試みを推進していただく。その他、新規事業調査開発立ち上げ、戦略策定にあたる競合分析リサーチ。あとは、メンバーの人数も増えてきて、権限移譲とかも進めていく必要があるので、そういった社内規定づくりもしていただけたらと思います。

次に、「経営管理」としては、主に、数値面でのリソース最適化管理になります。初めにやっていただきたいのは、管理体系の部分で、ここはすでに社内でも運用がされていて、各事業部、本部、全社、ぞれぞれにおける予算の策定業務や取りまとめ、モニタリング業務、問題がある時のシューティングといったところも、一緒にやっていけたらいいなと思っております。財務会計・資金調達については、今すぐ関わってもらうというより、他の業務にも慣れてきて必要なタイミングになってきた際に関わっていただければと考えているところです。

このように、手広くかつ深く、会社全体のことに携わるような職種で、報酬・条件は、選考フローの過程ですり合わせができればと思っております。結構複雑な業務になっていきますので、5年以上の社会人経験または同等の業務経験を必須条件とさせていただきますが、経営企画の経験が必須というわけではないので、もしご興味ある方は積極的にご応募いただけると非常にありがたく思います。

人事・広報

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今後、事業がさらに広がっていく中、採用体制もしっかり見直して確率していく必要を感じ、今までは、他と兼任しながらやっていたところ、人事・広報の専属の方をつけてやっていければと思っています。

まず、「広報」に関して。会社としての広報戦略を年次で策定していただいたり、細やかな取材対応やコーポレートS N S・各施設SNSの発信もやっていただきたいと思っています。検閲というのは、L&GあるいはCHILLNNの名義で世の中に出ている情報を一通り目を通していただいて、不適切な表現がないかを確認していただくというものです。社内広報に関しては、今もやっている社内報や総会、社内イベントなどの戦略を再度引いて実行していくお手伝いをしていただければと思います。

次に、「人事」に関しては、採用における計画策定や広報、採用活動、応募者対応など、これまでその場その場でやってきたところ、しっかりラインを引いて体系立ててやっていきたいと考えております。人材育成も、各施設の裁量でそれぞれの担当者ごとでやってきた部分があったので、今後スケールしていくためにも、L&Gとして一元の教育制度・研修制度・従業員ケア制度を作っていきたいと思います。そして、そもそも会社として人事戦略をどういう風にしていくか、人材配置をどうしていくかというところも、経営陣と一緒に協議しながら進めていければと考えております。

報酬・条件に関しては、こちらも協議しながら決めていければと思いますが、こちらもある程度業務経験がないと難しい業務ではあるので、3年以上の社会人経験を必須条件とさせていただいております。

両職種に共通することとしては、誰かが懇切丁寧に教えるということはあまりないということ。もちろん、経営陣もサポートしますし、必要なときはアシスタントも付きますが、ご自身で色々と情報収集し試行錯誤しながらやっていただくようなスタイルになります。労務周りは、この後ご説明するアシスタント職の方にお願いできますが、人事・広報周りに関しては基本的に2人でやっていただく形になりますので、ご理解いただいた上でご応募いただけると嬉しいです。自分で勉強しながら試行錯誤する方が楽しいタイプの方は、すごく楽しめるような余白のある職種ではないかと思います。

労務・経営アシスタント

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「労務」に関しては、今、各施設それぞれの勤怠管理はそのMGがやったりしているのを、もっと効率化したいと思っており、勤怠管理や残業・有給休暇の管理、システムなどをまとめて管理していただけたらと思っております。同様に、各施設の正社員及びアルバイト・パートさんの給与計算、雇用保険や健康保険などに関する入退社時の届出、年度ごとに提出しなければいけない書類の処理などをお願い致します。また、入退社者対応として、各種書類や全般的な準備におけるやりとりもお任せできればと思っております。他にも、福利厚生制度管理や、主に健康診断の運用となる安全衛生管理、あと、就業規則の整備では、会社の状況やルールも日々変わる中で、なかなかそこに合わせて就業規則をアップデートできていないのが現状で、そういったところがタイムリーに整備できるような環境を作りたいと思っております。

次に、「経営アシスタント」としては、わりとその場その場で突発的に発生する業務をやっていただくことになります。常に発生しそうなところでいうと、連絡対応、請求書など諸々の書類の作成・管理、本社オフィスの物品管理などです。その他、色々な業務が日々発生するので、タスク処理や事務処理をどんどん捌くことが好きな方などが向いているように思います。

結構スピーディかつ効率的にいろんな業務を捌き仕組みを作っていくような仕事をお願いしたいなと思っているので、こちらに関しても、これから初めて働くという方には難しいところもあり、2年以上の社会人経験経験または同等の業務経験を必須条件とさせていただいております。

選考ステップ

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選考ステップとしては、エントリーしていただいた後、カジュアル面談で、適正や希望する業務の軸などを擦り合わせした上で、選考を受けたいという方は一次面接・二次面接を行なわせていただきます。面接の回数は場合によっては前後する可能性があります。その後、実践課題ということで、その方によって、何らかの課題をやっていただくか、あるいは、1ヶ月、2ヶ月ほど業務委託のような形でお仕事を手伝ってもらうかといった形になります。

Q&A

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―経営企画室のメンバーとして働きたいのですが、業界未経験でもよろしいでしょうか。/ こちらの職種に応募し入社させていただいた場合フロントでの業務は経験できますか。

未経験でも大丈夫ですので、どしどしご応募ください。今いるメンバーも、9割ぐらいは未経験で入っていただいているように思います。ただ、ホテル事業への理解を深めていただくためにも、1~3か月ホテルで働いてから経営企画の仕事をしていただく形になる可能性があることをご了承頂ければ嬉しいです。

―龍崎さんやL&Gさんへの取材の中でよく目にする「バイブス採用」という言葉について教えてください。/ バイブス採用について、複数回ある面談や面接において、毎回別の面接官がバイブスが合うか確かめていくような選考ステップなのでしょうか。

元は、「カルチャーマッチを大事にするっていうのを“バイブス採用”って言うと、頭悪そうでいいよね(笑)」と半分冗談で言い出した言葉なんですけど、思いの外定着してしまいました(笑)。どういう意味かと言うと、「“L&Gの世界観をより濃くしていただける方かどうか”の見極めが、選考の上での大きな軸になっている」ということです。なので、スキルセットすごく高いけどL&Gのバイブスとはちょっと合わない方はお見送りする可能性もありますし、逆に、スキルセットはまだ伸び代があるけどL&Gのバイブスとすごく合う方は採用する可能性が大いにある、というわけです。このバイブス採用は、私たちが重要視していることの1つです。というのは、世界観やブランドを大切に作っている若いチームなので、「これいいよね」っていう感覚が、非言語コミュニケションによっても成り立つ相手を仲間として迎えたいなと思っているから。ですので、面接も面談にも、ぜひ自然体でいらしてください。スーツとだと逆にその方の本当の姿が分からなくなってしまうので、普段の格好で大丈夫です。あと、SNSを見せて欲しいとお願いすることがあるかもしれませんが、それもバイブスの見極めをしたいからです。そして、もし今回ご縁がなくとも、「L&Gのバイブスとは合わなかっただけなんだな」と気にしないでいただければと思います。

―経営企画室で働くにおいて、求められる人材はありますか。

実装力かな、と思います。「分からないけど調べれば自力でできる!」って思える力。誰かに何かを教えてもらうっていうことはあまり期待しない方が楽しめると思います。代わりに、自分で本を読んだりググったり人に聞いたりして、学んだことを実際にやってみる、やってみて「あ、これ違うな、ちょっと変えてみよう」とか、トライアルアンドエラーをしやすい環境です。そういう環境の方が力を発揮できるという方はすごく向いていると思います。また、基本的にL&Gは、「世の中にそれをできている人がいるんだったら、自分たちにもできる」と思っていて、バリューでも言ったように「逆境を楽しむ」というスタンスでいます。例えば、スケジュールやトラブルがやばい時に、私たちは「しびれるわ〜」「セクシーな状態になってますね〜」みたいな感じで言うことがあります(笑)。正直、課題もめちゃくちゃありますし、解決する課題より出てくる課題の方が圧倒的に多い日々ですが、たとえ修羅場でも、こんな風に前向きに明るく笑い飛ばせる方、嫌気ささずいつもわくわく楽しんでひたすら突き進めるタイプの方は、この会社ですごく活躍できますし、働いていて楽しいと思います。

―経営企画室として採用され、今後もし違う業務にも興味が出てきたら、チャレンジすることは可能でしょうか。

逆に助かります。その時の業務整理や他の希望者との兼ね合いもあるとは思いますが、色々チャレンジできる環境だと思います。特に、新規事業の立ち上げなんかは、基本的に推進する担当者が誰もいないところからのスタートで、最初は龍崎や大籠で進めることも多いので、そういったポジションとか見ていただけると嬉しいですね。

―社員の年齢層はどれくらいでしょうか。

平均年齢は28歳ぐらいで、新卒の23歳から、最年長は45、その次が35ぐらい。30前後がボリュームゾーンですね。

―今回、募集期間は決まっていますか。

それぞれ定員1名が埋まり次第一旦募集は止まることになるかと思いますが、枠が空いたりとかすることもあると思うので、適宜募集を再開する可能性はあります。その際はまたお知らせしますので、今すぐの転職は難しいけれどいつかは入りたいと思ってくださっている方も、情報をチェックしておいていただけると嬉しいです。

―今後、新卒採用の予定はありますか。

恐れ入りますが、ひとまずは新卒採用の予定はありません。ごくまれに、長く働いてくれており、非常に高いパフォーマンスを発揮してくださっているインターン生を新卒として採用することがありますが、基本的には他の企業での勤務経験がある方を採用させていただく予定です。

―選考は、現状の仕事と並行できるような日程でも可能でしょうか。

もちろんです。夜遅めの時間や土日祝日でも対応できますので、今のお仕事に差し障りのない範囲内で時間を調整させていただければと思います。

―バックオフィスでのインターンシップを採用する予定はありますか。

現時点ではそういう枠は特別には設けていませんが、今後、バックオフィスの正社員のアシスタントとしてインターンを募集することはあるかもしれません。

―経営企画室の職場(本社オフィス)は、HOTEL SHE, KYOTOの場所がメインでしょうか。

本社オフィスはHOTEL SHE, KYOTOから徒歩5〜10分の場所にあります。

―オンラインによる面接は可能ですか。

カジュアル面談、一次・二次面接は、オンラインで行うことも多いです。ただ、最終的に、入社前に一度はお会いしたいと思っているので、その際は京都に来ていただければ嬉しいですね。

―今の会社で抱えている業務があり、採用が決まった後で引き継ぎが必要になるのですが、勤務開始までどれくらいの期間の猶予いただけるのでしょうか。/ 今回の採用の入社時期はいつ頃を想定されていますか。

内定から入社までは、3か月くらいは設けられます。あるいは、もし可能であれば、初めの1、2ヶ月は業務委託で、今のお仕事と並行しながらも仕事を始めていただき、今の会社を退職したタイミングで、正社員としてジョインしていただくような形でも。いずれにせよ、気持ちよく退職していただけるよう、個別でご相談しながら柔軟に調整して、1番良い形を取れるようサポートさせていただきたいと思っています。こちらの希望としては、4月頃入社していただけると嬉しいですし、もっと早くても歓迎しますが、それより後倒しになる場合も対応できますのでご相談いただければと思います。

ー龍崎さんのイメージはなんとなく掴めているのですが、その他の上層部・本部の方は、どのような方がいらっしゃいますか。

みんな個性的で、それぞれアイデンティティがあり、クールな頭脳と熱いバイブスを持っているような感じの人たちです。正社員みんなが仲良くやっているような会社です。

―ホテルを出す場所を決める際の基準はあるのでしょうか。

「ここに絶対出したい」というのは基本的にはありません。また、「このブランドを全国に展開したい」と言うよりかは、「その土地に流れる空気感に応じてオーダーメイドでホテルを作っていく」というような考え方なので、どんな場所でも条件が合えば検討するような形です。最近は都市型が多いのですが、地方の僻地でも挑戦することもあり得ます。

―旅の新しいやり方を提案され続けていると思うんですが、ニーズやアイディアはどこから得られているのでしょうか。

私たちは、Twitterから色々インプットしていますね。Twitterの強みは、自分とは全然違う人生を送っている方の本音をのぞき見ることができるところ。そこから、自分の生活圏内では想像できなかったようなインサイトを発見することができます。それに加えて、そうして得られたインサイトをもとに、自分なりに考えた企画やアイディアをTwitterで世の中に提案することができ、それに対する世の人々の素直な反応やフィードバックで、その手応えや良し悪しを図ることもできるんです。このように、企画をブラッシュアップするのに最適なツールだと思っているので、私たちはTwitterを愛用しています。

―L&Gの事業は20、30代の若い世代をターゲットにされているように感じますが、今後、別の世代もターゲットとして視野に入れていく予定はありますか。

実は、20、30代をターゲットにしているというわけではなく、自分たちが20代だから同世代的なものが生まれているという感じなんです。なので、メンバーの世代が30代、40代になっていった時、あるいは、私たちがその世代になるのを待たずして違う世代の方たちに入社していただいた時、当事者だからこそ気付くインサイトをもとにさまざまな世代へ向けた事業が生まれると思います。実際に、次回のMEETUPで扱う、産後ケアに特化したリゾートホテルの展開も、今までより少し幅広い、30代、40代の方も含めての事業になっています。

―アフターコロナのホテル業界がどのように変わっていくとお考えなのか聞いてみたいです。

長期的なスパンで言うと、インバウンドも当然回復するとみていますし、そもそも、人間が旅をする限り、人間が寝ることをやめない限り、観光業・宿泊業自体は残り続けるはずだと考えます。ただ、これは何十年のスパンでの話で、向こう数年で言えば、現状の国際情勢を鑑みると、コロナ前と同程度までインバンドが復活しないかもしれないシナリオを想定して動いています。なぜなら、敢えて悲観的なシナリオを用意しておくことで、自分たちの活路をしっかり見出せる状態を作ることができる、自分たちの選択肢を広げることができるからです。では、インバウンドがそれほど戻らない中で私たちが何をするかと言うと、“観光業に閉じない宿泊業“をやっていきたいと思っています。産後ケアリゾートもそうで、観光のためにホテルに泊まるのではなくて、そこに滞在することによって得られるベネフィットがあるから泊まるようなホテルを作っていこうと考えています。まだアイディアベースですが、例えば、産後ケアホテルの次に挑戦したいのは、子供を何泊単位で預けることができる「泊まれる児童館」のようなホテル。もちろん、観光向けのホテルをは作らないという意味ではないのですが、事業戦略としては、何らかの機能性に特化したホテルを作っていきたいと考えています。今、そういう戦略を取っている事業者ってほとんどいませんし、自分たちのミッションにもマッチするので、L&Gの今後の成長に繋がるはずだと思っています。


前3回にわたり、2022 L&G MEETUP「経営企画室メンバーを募集します」の内容をお届けして参りましたが、いかがでしたでしょうか。

次回からのテーマは、L&Gの最新事業「産後ケアホテル」について。今までお話ししてこなかった初公開の内容も盛り込んでおりますので、お楽しみにお待ちください。

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