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おてつたびのとある一日(仕事があるとき編)

首都圏に住んでいたころは、早起きするのが嫌いだった。朝から情報量の多いニュース番組が流れ、通勤通学ラッシュで人混みに巻き込まれると思うと気持ちが落ち込んだからだ。11時ぐらいになるとようやく気持ちが落ち着いた記憶がある。

直島に来てからは早起きできている。窓から朝日が差し込んで目が覚め、職場は自転車で10分足らずでゆったり仕事に行ける。人口密度に悩まされることなく、爽やかな海の風景を眺めながら自転車で通勤できる。なんて健康的。

だいたい7:30〜14:00のシフトで働いているので、仕事が終わっても自由時間がたくさんある。今回は仕事が終わったあとの過ごし方について紹介したいと思う。

前回のnoteはこちら↓


サイクリングで島を半周!

今回のサイクリングのルート

直島に着いてから宮浦エリア周辺にしか行っていなかったので、電動自転車で島を回ることに!仕事が終わってすごくお腹が空いているので、ご飯を食べにいこうと思う。

しかしランチを提供している店は14:00になるとほとんど閉まっているのだった(島あるある)。

近くで空いている店が見つからず、反対側の本村地区に行くことにした。

本村エリア

カフェコンニチハは「こんにちは」と声をかけて入るシステム。

本村港の近くにあり、夕方まで営業している「カフェコンニチハ」に入店。
人ん家に遊びに来たみたいにゆったりと過ごせる雰囲気のお店だった。

ランチセットを頼もうとしたがすごく観光客価格だったのでやめた。店の前にメニューを貼ってなかったので気づかなかった。代わりにドリンクとサラダを頼んでゆっくり過ごす。

海の古民家カフェとですごく落ち着いた

つつじ荘・かぼちゃエリア

対岸の高松も一望できる

つつじ荘エリアまで自転車を走らせると砂浜と海が広がっていた。リゾート気分も味わえておすすめしたい景色!海水浴している人が何人かいた。

写真を撮る列がいつもできている

少し進むと有名な黄色いカボチャが見えてきた。外国人も日本人も並んでいて、グループどうし英語で話しながら写真を撮り合っていた。

POOLO生や友達が遊びに来たら、ここで写真を撮りたい!!

かぼちゃエリア→宮浦港へ


さて先に進むか、と目の前に待ち構えていたのは16%の勾配だった。あまりの急勾配にドン引きしたが、元の道を戻っていくのはつまらない気がする。

山道に入ってしまった

よし、登ります!!

電動自転車の力をもってしても坂道を漕ぐことができず、自転車を押して歩くことにする。坂の終わりが見えないんだけど……道が曲がってて先の道がどうなってるか分からん……ていうか暑い……。

しかし、登れば登るほどに絶景が広がっていった。

高いところから見渡す海は絶景!

自転車を押してときどき漕いで、上り坂&くねくね道をさらに登っていく。海抜0mから約100mまで一気に上がってきた。

(たぶん)島の頂上まできた。多島美を堪能できる。

山道の頂上に開けた場所があった。いったんここで休憩。

島一番の絶景が広がっていた。ここは海岸で見るよりもたくさんの島々を見渡すことができる。海の上にはゆっくりと船が進んでいて、まるで宙に浮かんでいるかのような感覚。

逆方向からやってきた外国人観光客もここで止まって写真を撮っていた。

地中美術館の前のお庭

ここから先は下り坂!海や島々を眺めながら下り坂を疾走し、なんとも言えない浮遊感があった。

地中美術館などが集まる美術館エリアを抜け、宮浦港に戻ってきました!(山道を乗り越えたのでお腹がすいた)

宮浦港が見えた時の安心感よ

おわりに

直島を回る時には電動自転車おすすめ。勾配があるところも乗り越えられるし、なにより島の景色をのんびり眺めながら走れるのが魅力!

島自体もそんなに大きくないので、1日あれば電動自転車で十分回りきれる感じです。

次回は、仕事がない1日について書こうと思います!