🧩13歳の時のわたしをどう助けるか🧩

親からの虐待と、学校でのいじめとで、1番苦しかったのは中1の時で。

その時の自分を助ける方法を、ずうっと考えている。

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｢自分を大切にする｣これには2つの意味があると思う。

1つが、今の自分を大切にすること。自分を卑下しないとか、規則正しい生活をするとか、好きなものを選ぶとか。

もう1つが、過去の自分を癒すこと。昔の自分、大切にされなかったことや、そんな自分はダメだと自分を責めた日。それらを、｢もう大丈夫だよ｣って寄り添うこと。

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1つ目は、まぁしんどいけどなんとかなる、気がする。1人暮らしで、服から家具、その日食べるものに至るまで全部自分で選んでいる。生活必需品以外で、ときめかないものは全部捨てた。

先生や支援員さんがしてくれたことを、メモに書き留めた。それを見返して、ぬいぐるみに向かって再現してみたり、お気に入りの写真を見返したりと、自分をいじめないように。

でも、転職活動が思うように進まないことや、自分がやってしまったことへの後悔が頭をかすめて、そこに囚われて苦しくなる。でも、時間をかければ何とかなりそうな気もするんだよねぇ。

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問題は過去の自分を助けてあげること。これは昔からやってた。なのに上手くいかない。感情が持ってかれる。

中1の自分を思い返した。親に顔を踏まれた。首を絞められた。｢死ね｣｢お前さえいなければ｣と言われた。延々と責められた。

｢ごめんなさい、わたしがこんなことをしてしまったのは、わたしがクズだったからです。｣

最初の方は、｢違う、わたしは悪くない。｣って思ってたの。

でも何十回、何百回と繰り返されるうちに、そうは思えなくなってくるんだよね。

言霊が本当にあるのかはわからない。でも言葉の力というものは恐ろしいもので。

親から言われた、クラスメイトから言われた、わたし自身から言われた、その言葉は呪いだ。本当に人間の中の底辺のように思えて、どんどんどんどんできなくなっていく。

｢違うよ、まぴちゃんは悪くないよ。｣そう言ってくれる人はいなかった。だから、1人の部屋で、膝を抱えて、ひたすら泣いていた。助けて欲しかった。親を恨んだ。恨んで恨んでどうしようもなくなって、自分で自分を恨むしかなかった。だって他に矛先がない。
 
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｢高校生の時の自分が幸せでありますように｣
｢未来の自分が助けてくれますように｣
｢今の自分が耐えたことに意味がありますように｣

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中2の時も、虐待は続いていたが、ほんの少しだけやり過ごす方法を覚えた。そうだ、中1の時のわたしを助けてあげなくちゃ。

うさぎのぬいぐるみを編んだ。助けることだけが目的じゃないよ。ただ単にやりたかっただけ。でも、中1の時の自分にあげたいと思ったの。糸端は出てるし顔はへちゃむくれ。でも、大切だった。

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高校生の時も、大学生の時も、何度も過去の自分に言い聞かせた。

｢大丈夫だよ。友達できたよ。｣
｢大変だけど、それなりに楽しいよ。｣

それでも、

失敗ばかりで、人間関係の構築も、感情のコントロールもうまくいかない。でも、実家を出れば、居場所を全部自分で選択すれば、なんとかなるんじゃなかろうかと思ってた。

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社会人になった。山のような残業。削られる体力。過去の自分に構う時間がほとんどなくなった。

たまに苦しい。けど、大丈夫だと思った。

だめだった。トラウマから来る情緒不安定さ、それによって人に依存しすぎてしまうこと、全部自分で崩した。あんなにがんばったのに。やっぱりだめだった。

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全部を全部、親のせいにするつもりはない。好きな進路を選ばせてくれたことや、躾を厳しくしてくれたことは感謝している。

でも、失敗の度に何がダメだったんだろう、どうしたら良かったんだろうと、原因を追求すると、どうしてもそこに行き着くような気がしてならない。

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今回、複雑性PTSDと診断された。大っ嫌いな自分を、大切にしないと、その先はないように思えて。

じゃあどうやって癒すの？と考える日々。

ぬいぐるみを中1の時の自分に見立てた。あの時欲しかった言葉をかけた。抱きしめた。

感情があの時に戻っていくようだった。息が苦しくなって、言われた言葉が蘇って。これは今のわたしでは助けられない。同化して終わりだ。

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いろいろ考えあぐねた末、これは素人判断でやっていいものではないと思いました。だから、人を頼ります。

福祉や医療を頼りつつ、まずは今の自分を労ること、いじめないこと。

それと、過去の自分と向き合うこと、そこから逃げないこと。

助けてあげる方法は未だによくわからない。不正解は取ってないだろうけどね。

でもわたしはわたしを、助けてあげたい。

｢あなたはとってもいい子なんだよ。｣