産後ケアセンター
2015/08/16(FC2「ほんわかすーた まブログ」から)
皆さんお久しぶりです!(^^)!
先週の火曜日に、私の台湾のおばあちゃんの弟さん(台湾では小舅舅と呼びます)の息子夫婦に待望の赤ちゃんが誕生しました。長年の不妊治療の結果、双子の男女が生まれたので息子夫婦さんの喜びもひとしおでしょう。
しかし残念なことに、3カ月前に小舅舅の奥さんが亡くなってしまったのです。
お孫さんを見ることを心から待ち望んでいた奥さんの事が忍ばれます…
そして今日、両親と共に産後ケアセンターへ赤ちゃんを見に行ってきました。
さて、ここですーたま豆知識。
産後ケアセンターとは?
台湾を含む中華圏には、子供を産んだ後のお母さんは一ヶ月ほど体を休める風習があり、この風習を中国語では坐月子と言います。
この一か月間は仕事を休むことはもちろん、家事や育児も免除され、外出を控え室内でひたすら鶏がらのスープを飲み続けるというまさにパラダイスのような生活を送ります。
体を外気に触れさせることも良くないので入浴も最低限に抑えるそうです。
この産後ケアを経る事により、母体を健康に保つことができるとされています。お母さんのために栄養たっぷりの料理を作ったり、赤ちゃんの世話をしてあげるために家族や親せきが一致協力するのです。
しかし最近は産後ケアセンターがこれらの作業を代行するようになり、息子夫婦さんもこのサービスを利用しています。
聞くところによると一日当たりの利用料金は6000元。
(赤ちゃん2人にお母さん1人の計3人)
高すぎ。
ちなみに私の母は家で産後ケアをしてました。おばあちゃんとおばさんが母のために一日6000元分の仕事をしてくれていました。
栄養たっぷり鶏がらスープもメイドインおばちゃん。私の世話は全部おばあちゃんに丸投げ。
この風習のおかげかどうかは分かりませんが、母は今でも健康そのもの。
なんだか豆知識が長くなってしまったので赤ちゃんの事はまた次の機会という事で。
ではみなさんおやすみなさい〜。
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