耐えがたきを耐えたグリッサンド~藤川有樹~

ショスタコーヴィチ『2台ピアノのためのコンチェルティーノ』
(演奏:藤川有樹・吉田昴城)

以前の記事
『福島から贈る感謝とエールのコンサート(会場もオンラインも無料です)』
https://note.com/suinosekai/n/necfa459b14ae
で演奏された一曲のご紹介です

ご紹介ですが、演奏に対する感想とか評論とかは1mmもないです

ここで大変残念なご報告となりますが
ワタクシ、感想を滔々と述べるほどの耳も知識も持ち合わせておりません
きっとこれを読んでくださっている皆さんのお耳と造詣の方が確かなので
その辺はもう丸投げです

今回のテーマ、それは「グリッサンド」
藤川さんがコンサート前のインスタライブでお話になっていた内容を
またしても勝手に抜粋してまとめました

名付けて「人の褌で相撲を取ってみた!」第2弾
(第2弾ってゆ~か、全部の記事がそうじゃん?)
⦅いや、それ言ったら、このnote全否定じゃん?》


グリッサンド、それは『鍵盤のお掃除』(初耳だよ!)
藤川さんは、手を曲げたりせず
それまで弾いていた手の形そのままで弾くのだそう

理由は、グリッサンドは最後に何か音を弾く必要があって
手を曲げてグリッサンドをすると
最後の音を弾く時に手の運動が変わって音を外しやすいから
(グリッサンドの最初と最後の音、適当だと思ってたよ・・・)

そんなグリッサンドのコツは「鍵盤を深く押さえない」こと
大切なのは「深さじゃなくて速さ」
「深く押さえても音デナイヨ、痛いダケダヨ」

なんですが、冒頭でご紹介したショスタコーヴィチさんは鬼の所業
8:40あたりから4回グリッサンドが入っていますが
「練習してる時、何回か指の皮もっていかれた」
らしいです(チーン・・・)
「そんなの(コツ)関係ないくらい速いから『アツッ!』ってなる」
そうです(2回目のチーン・・・)

インスタライブでは
「本番、音外さずにうまくいくといいですね、エヘヘ~」
と無邪気に笑っていましたが
本番もやっぱり「アツッ!」って思ってたのかな

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