これからの英語教育と子供の成長(3日)

これからの英語教育とは

さあ、どこまで続くかはわからないこの英語奮闘記ですが、3日坊主は免れたようです。

さて、今日はこれからの英語教育について学び初めました。前回でも話した内容ですが、これからの英語教育で目標としているのは、国際的に活躍できる日本人の育成を目指すということでした。そのために書く、読むだけの受験英語を脱却し、話すを中心としたプレゼン力や、表現力を教育の力で身につけさせなければならないと言っていました。
また、話の中でオリンピックの誘致がうまくいかなかった理由について日本人の英語での表現力がなかったからだと考えられています。
そして、表現力をつけるにはどうしたら良いかについてこう書かれています。

Information gap

教育の中でInfomation gapを利用することで受け身での授業ではなく、表現力のつく授業にできるとありました。
例えば、自己紹介はそれを活用できます。誰かが自己紹介をします。そのあと周りがもっと詳しく聞きたいこと、質問したいことを相手に投げかけます。質問を受けた子はそれに対して新しい情報(Infomation)を相手に渡すのです。自己紹介だけでは知ることができなかった情報を埋める行為。これがInfomation gapを利用した授業になります。
また、この時に大切なのはなんでもいいので必ず反応を返してあげることです。特に肯定的な反応を返すと良いと習いました。

英語の情報を読み取る

単純な長文を日本語に直すのではなく、英文から必要な情報を得ることができる力を身につけることも重要なことでした。
英語を使わなくてはいけない必然性があると能力がのびるらしいです。例えば空港へ行き次の自分の便が何分に出発するのだとか、英文から必要な情報を受け取らなくてはいけない状況であればいいのです。
なんのために英語を使用するのか、what do we use English for? が大切だと書いてありました。

幼児の英語教育

幼児期の英語教育についてはさまざまなところで議論されていることだと思います。講義の中で10歳くらいがキーポイントになると言っていました。
10歳まではイメージや想像を司る右脳で英語を理解しますが、10歳以降だと言語や理論の左脳で英語を理解するそうです。
では、何歳までに英語教育を始めた方がいいのかは一概には言えないらしいです。ただ、発音や聞き取る力は10歳前に英語教育を始めないと状態しにくいと言っていました。反対に10歳以降から始めた子は英語のモチベーションが高い子供が多く伸びる子は大きく伸びるそうです。
幼児から英語教育を行うとセミリンガルになるのではという問題では、どちらの言語を母国語とするのがはっきりとしないことが原因であり、例えば英語教室では英語のみ、自宅では日本語のみとするとそういう問題も起きないと言っていました。
10歳を境に言語の学習方法が右脳から左脳に切り替わります。この特性を理解し、10歳前までは話す、聞くを中心とした英語授業が望ましいと記載されていました。10歳以降では文法や書くをプラスしてやると上達するそうです。

今日のまとめ

どう英語を使っていくのか、そこまで考えることができる人材を英語教室を通して育成しなければならない。
幼児の英語教育は10歳くらいを境に右脳から左脳へ切り替わる。その特性を理解し、適した教育を行う。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?