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希望と苦

◇希望と苦◇

私という意識は、どうして彷徨うのでしょう。
そこには、漠然とした希望があります。
何か素晴らしいことがあるのではないかという期待です。

ではどうして、私たちは希望や期待を持ってしまうのでしょう。
そこには、不足感や虚しさといった苦があります。

まず初めに苦があり、その苦をどうにかしようとする展開が起こります。
しかし、そうした展開もまた苦であり、止めどなく苦が連鎖し、拡大していきます。


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