お弁当
わたし用の梅干しといもうと用のカリカリ梅と母からの愛
実家の卵焼きはしょっぱい味でいつもいちばん最後に食べた
昨日の夕飯がおでんだったから今日のお昼はおでん弁当
運動会 タッパーに敷き詰められたペンネとおにぎりをプラフォークで
いつからか変なふりかけが入ってて数少ない母のユーモアだった
母の作るおにぎりはいつも混ぜご飯で春の花畑のようだった
ランチバッグに季節の果物を入れる母 さくらんぼで夏の訪れ知る
シウマイ弁当も叙々苑弁当も勝てぬ母の手づくり弁当
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?