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泡沫。


ずっと特別でありたいと思っていた。

他の人とは違う

特別な人でありたい と。


でも、気がつけば

他の人とは違う自分を

押し殺していた

仲間外れが怖かった。

みんなと違う自分が嫌だった。


認めて欲しい。

人気者になりたい。

好かれたい。


そうやって

わたしは自分を捨てていた。


そんなとき

「あなたの言葉が心に響いた」

と言われた。


その言葉は

ずっと隠してきた

弱くて脆い、臆病者の自分が

こぼした言葉だった。


その瞬間

わたしは やっと思い出した。

特別でありたかったことを。

特別でいてもいいことを。


今も仲間外れは怖い。

生きていくには

少し邪魔になるかもしれない。

だけど、これからは

たまにでいいから

そんな自分を思い出して

特別でいようと思う。


たとえ

生きづらさを感じることがあったとしても

浮かんでは消える

いつかの気持ちを

どうか忘れませんように。


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