230908-14日記
日記
◯230908
連日の悪天候で眠たい。台風の進路が思っていたよりも逸れていて驚く。
職場にあった雑誌をめくっていたらそんな文章に出会った。
自分だけが見る日記は昔から気が向けば定期的に続けていたけれど、公開する日記は不特定多数の目に留まるから、もちろん一緒というわけにはいかない。
生きてるよーって、世の中に発声する気持ちで書いてる。私も、皆も、それぞれ違う場所で違うように。そういうのが覗けたら楽しいなって思うから。
『違国日記』読んでみたいな〜。ここ数年は小説よりも漫画のほうが読めていない。
来週の舞台のチケットを発券する。コロナ以降、客席降りが復活してから初なのでわくわく。
◯230909
朝からバタバタお仕事。現場のお仕事が好きだなあと思う反面、体力がないのでしんどいなあとも思う。
友達から貰ったギフト券でハーゲンダッツを引換する。マカデミアナッツ!マカダミアじゃないんだ。
彼とはもう10年近い付き合いになるけれど、最後に会ったのは4年前とか。またご飯とか行きたいねーと話す。住んでいる場所が違うとどうしても年単位の間隔になってしまう。
注文していた本が届く。
◯230910
眠る前に『1Q84 BOOK3〈10月-12月〉』を読む。文庫本で読んでいて、最終巻。
できるだけ季節に合わせて、ゆっくり丁寧に文章と世界を咀嚼するように読む。村上春樹の文章を、たまに猛烈に読みたくなるのは何故だろう。
最近すごく思うのは、好きな文章や本というのは必ずしも理解できたり感動したりするものではないなということ。言いたいこと、全然分からないけれど何故かとても好きで読みたい!となる作家もいる。
そういう作家は、まだ私の言葉の限りを尽くしても、良さを存分に伝えることが出来ないなと思う。悔しい。
◯230911
2月ぶりに神戸へ。新幹線の窓の外はあいにくの雨だったが、降りてからは傘が荷物になってしまった。神戸の街は雨上がりも似合う。
川上未映子の『わたくし率 イン 歯ー、または世界』を読む。相変わらず読んでいて気持ちの良い文章。取り留めのないような言葉が並ぶのに読みやすく、ストーリーが成り立っているのが本当にすごい、どうしたらこんな文章が書けるんだろう、好きだなあ。
神戸三宮で降りて『神戸阪急 meets 宝塚歌劇展』を見てまわる。このタイミングで観に来ることができた奇跡。日頃の行いが良いおかげに違いない。
その後、ジュンク堂へ。最果タヒ書店でのグッズ購入が目的、詩の欠片チャームを手に入れる。欲しかった詩集は売り切れていたので別の本を購入。
毎度の事ながら都会の大きな本屋さんは品揃えが良すぎて震える。欲しい本で溢れている。旅先で本を買うことは思い出を買うことなので躊躇ってはいけない。
ランダムのチャームは上記の詩が当たる。またパンチが強いのを引いたなあ。
"嫌いだ"と言い切れるつよさみたいなものが私には足りてないなと思うので、お守りにする。恋をした女の子はつよい。つよくありたい。
旅行が好きだな〜〜と改めて感じた1日。
◯230912
宝塚歌劇月組公演『フリューゲル ー君がくれた翼ー』を観劇。
シリアスな舞台を観ることが多かったので、所々笑える要素が多いコメディな作品は久しぶりで楽しかった。客席から度々笑いも起こる。
ドイツの東西を隔てていたベルリンの壁やナチス…重たいテーマを明るく描いており理解しやすく楽しめた。国にも人間の間にも壁はいらない、あなたから貰った翼でどこまでも飛べる。壁も越えてゆける。
2階席は全体の動きと舞台セットの奥行きがよく見えて良い。客席降りが復活し、より一体感が感じられた舞台だった。
ショーの『万華鏡百景色』も構成が面白く、物語仕立てになっておりあっという間の1時間であった。"まんげきょう"ではなく"ばんかきょう"と読ませる拘り。芥川龍之介モチーフが散りばめられていたようなので近いうちに読みたいな。
うつりゆく東京、絶景かな〜。
いずれ宝塚のこともnoteに書きたいけれど、好きな気持ちが強いと語彙が追いつかない。すぐ顔が良いとか言う。
結局雨は一度も降らず、傘はただの手荷物のまま旅を終えた。
◯230913
旅行から帰ってくると、愛犬がいつもよりも激しく喜びを表現して出迎えてくれるので嬉しい。
愛犬の名前は私が付けた。あまりない名前なので伏せるが、とても気に入っている。
来週の舞台のチケットが届く。今度は1階席だ、わりかし前の方でわくわく。
流行病のあれこれにより、明日の誕生日パーティ(第2回)の予定が延期になる。こればかりは健康に勝るものはないので本当にどうしようもない。
◯230914
昔から本を併読する癖がある。
飽きっぽい性格のため、読み終えるまでに気分が変わってあれこれ手を出したくなってしまうのだと思う。常に5〜6冊読みかけの本がある。
それに加えて読書垢を動かし始めてからは積読がものすごい勢いで増えた。30冊はある。
上司から『近畿地方のある場所について』が面白いとオススメされる。ホラーは読書に限っては大好きで、幼い頃から図書室の怖い本をほぼ網羅しネットでも探して読んでいたな。洒落怖とか。
刺激が欲しいときに読もう。今は感染症がなにより恐ろしい私です。
皆様もご自愛ください。
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