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どきどきのオンライン法事

太陽を食べよう

なんて良いキャッチコピーなんでしょうか☀️




いつもありがとうございます🕊

心理カウンセリングルーム水鳳庵の
氷ノ結麒(ひの ゆき)です𓂃𓈒𓏸




先日、夫がオンラインで
法事を務めさせていただきました。

そのご依頼者さまが
たくさんの日向夏を送ってくださいまして、

おかげさまで我が家では毎晩
食後のデザートにおいしい太陽をいただいております。




ご依頼者さまとのご縁をいただいたのは
2年ほど前のこと。

「ご主人を亡くされたけれど
お寺に入っていないため

どうすれば良いのか分からず
困ってるお友達がいる」と

親戚からご紹介を受け、

私たちに出来ることがあればと
お引受けしたことがキッカケです。




しかし当時はコロナ禍の真っ只中。

普通ならご自宅にお伺いして
お経をあげさせていただきますが

遠方の方ということもあり
難しい状況でした。




さて、どうしましょう。




そうだ、

オンラインでできるかな?




今では当たり前になった
オンラインでのやり取り。

Zoomなんてツールは
しょっちゅう耳にしますが

当時は「なにそれ?」状態。

そして機械にはめっぽう弱い私たち。

ドキドキの試みでした。




夫の実家はお寺ですが
今は離れて暮らしていますので

まずは自宅に祭壇を作るところから。

手作り感が満載の仕上がりに
怒られないかと不安を抱きつつ…

出来る準備は全部しました。




そしてお経をあげる声量。

普段のボリュームでいくと
ご近所迷惑になってしまうレベル。

夫が試しに小さめにお経をあげている間
家の外に出て、

声が漏れていないかチェック。




最後にZoomとやらの設定を…

といった感じで当日を迎え
無事にオンライン法事を終えることができました。




それからというもの
ご依頼者さまとのご縁は今も繋がっていて
本当にありがたいことです。




最初はどうなることかと思った
オンラインでの法事。

「法事をオンラインでなんて…!」

という反対意見を持つ方の
お気持ちもよく分かります。


だってやっぱり
皆が "わざわざ" 一つの場所に集まったり

その場の空間を共有することに
意味があるような気もしますし、

そんな手軽に済ませちゃっていいの?とか。




ただ体験してみて感じたのは

「この形も良いなぁ!!」

ということ。

移動がないから楽だとか
そんなのも無いと言ったらウソになりますけど

そうではなくて…

今回の話のケースのように
集まるのが難しい状況だった場合

その法事の機会自体を
無くさなくて済むと思ったんです。




実はコロナが蔓延していた時期、

別件で元々決まっていた法事が無くなったり
いつになるか分からない延期になったり、

親戚で集まる予定だったけど
家族だけですることになった

ということが多かったんです。




コロナ禍はわりと特別な事情ですけど、

「その日は用事があって駆けつけられない…!」
という人も

オンラインで繋がることができれば
各々のご自宅から参加することができるかもしれません。




直接集まることにこだわって
やらない・参加しないという風にするよりは

形にこだわらず
故人を偲ぶ機会を大切にするというのも良いことだな〜

と感じた出来事でした。



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