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歳を重ねて出会いを増やそう

まあまあ年齢を重ねてきて、

今日は初めて、「歳をとるのも悪くない。」

そういう思いが浮かんできた。

私の生まれた世代では、

長いものに巻かれるのは当たり前だったし、

良い学校、良い就職

そんな価値観が統一された社会の中で育ってきた。

先生に、反抗するのは、

スカジャンを着て、髪を脱色して、制服のズボンの幅を

太くしたアレンジで学校に登校するような人たち。

頭のいい先生に気に入られるタイプが、陰湿なイジメをする。

このタイプのいじめが増え始めた世代に育った。

親の前ではいい子。

学校ではいじめ。

だから、親はいい子だと信じていて、

トラブルの主犯だと認めないケースなんかも

この辺りから増えていると思う。

体感としては、中学1年生くらいからスカジャン組がいなくなり

陰湿タイプが主流になっていった。



私は30歳後半で娘を出産している。

広い意味で、高齢出産。

一回り下の人と、関わるようになったのは

ママになってから多くなった。

小学校にも馴染めなかったけど、

特に中学は話が合う人と出会えなかった。

その世代の価値観に合わないタイプの人間だったのだと思う。

自由が好きだし、

決まりきった、ルールに反発心を覚えていた。

縛られるのが嫌い。

どうしてだろう?

なんでそんなに威圧的なんだろう?

どうして1人ひとりの気持ちを見ようとしないんだろう。

先生に対していつもそう思っていた。

この価値観、

今、個の時代に突入したと言われていますが、

この感覚を持って、少々先行して私は生まれてきているのではないかと

思います。

15歳くらい年下の世代の方と関わるようになり、

感じたのは、発するエネルギーがとても軽やかだということ。

〇〇しなければならない、

とは思っていない人が多いし、

それもいいよね。

と多様性を自然に受け入れてくれる感覚があります。

どうも私は、少し前の

良い学校、良い就職 と考えるタイプの人とは波長が合わない。

年齢を重ねると、

大人として、関われる人の幅が広がってくる。

その分、馬が合う人と出会う確率も上がるわけだ。

なんかいい感じ。

若い人は、話が合わない、とか

年齢上の人は、ちょっとね、とか

何かに制限をかけるのはもったいない。

歳、性別、国籍、育ちの環境、

制限を取っ払えば、

私を理解してくれる人

理解しあえる人はたくさんいるのかもしれない。

そう思うと、心が生き生きしてきます。




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