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#37.ゲームでもして場を和ませて……/Tyla - Truth or Dare

おはようございます。このあいだぼんやりテレビを眺めていたら、東京・銀座の某世界的ジュエリーブランドの路面店が出てきました。そこで画面に映し出されたのは、7000万円を超えるアクセサリー。

これって売り物なのかな、値段でインパクトを出して客寄せするためのものなのかなと思ってたら、その後も2000万円超えや1000万円超えのジュエリー付きアクセサリーが出てきて、ひっくり返りましたよ。

ちなみにその店のホームページをのぞいてみたら、3000万円を超えるアクセサリーをネット通販してました。家まで届けてくれるのかな。運ぶ人も怖そうです。

それにしても世の中、意味のわからない値段のアクセサリーって実際に販売されてるんですね! 縁のない世界の話なので驚いちゃった。いやまあ、わたしがそういう世界のことを知らないだけなのかもしれないけど。

それでは今朝のGood Morning! Musicは新作です。


「ゲーム」とひとくちに言っても、実にさまざまなゲームが世の中には存在します。今いちばん身近なのはスマホのゲーム。あるいはタブレットやパソコンで楽しむ人もいるかもしれないし、家庭用ゲーム機を使ったデジタル的なゲームで遊ぶ人も多いかと思います。

そういういかにもゲームなもの以前にも、チェスやトランプ、あるいはボードゲームなどのアナログなゲームも根強いゲームがありますね。将棋や囲碁などはプロ組織とプロの棋士まで存在するので、ゲームは人間の文化に欠かせないものになっていますね。

わたしもいちおうはときどきゲームをするのですが、得意かどうかと聞かれると、不得意な方ですね。考えてみればテレビゲームで全面クリア(って今も言うのかな)したことはない。一人でやってもそうなんだから、他の人との対戦ゲームはコテンパンに負けます。

テレビゲームやスマホゲームは、攻略法などをインターネットで検索すればいくらでも出てくるんだけど、できればあまりそういうのに頼りたくないよね、自分の力でいろんな攻略法を見つけたいなあ、みたいな気持ちがあるからなのかな。

ボードゲームやトランプといったアナログゲームについても事情は同じです。ぼんやりしているからコツや定石みたいなものを、いまひとつつかみきれないまま、ゲームを進めてしまうところがある。それでまたコテンパンに負けてしまうのですね。

もう少し真面目にゲームの攻略法やコツなんかを勉強して身につければ、いろんなゲームが強くなったりするのかな。どうなんだろう。

以前どこかに書いたような気もするけど、わたしはギャンブルも向いてないので、そもそも勝負事みたいなものが向いていない性格なのかもしれない。ゲームにしてもギャンブルにしても。スリルの少ない人生を歩んでいます。

さて、ゲームにはそういうものばかりじゃなく、飲み会の席や友達同士の会話を楽しむためのゲームもありますね。いわゆる山手線ゲーム(古今東西ゲーム)みたいなものから、ちょっとした勝負に負けたあとの罰ゲーム的なものまで。

さて、海外(というか英語圏?)には、"Truth or Dare"というゲームがあるらしい。

"Truth or Dare"とは直訳すると「真実か挑戦か」。ジャンケンみたいな簡単なゲームで負けたら、なにかの質問に対して正直に答えるか、答えたくない場合は勝者からの質問を受けるか選ぶ、みたいなゲームらしい。

答えたくない場合、ジャンケンなどの勝者からの質問を受けるとサラッと書きましたが、ここの場合の「質問」というのはしばしば際どい質問になると言います。友達同士や仲間内での飲み会とか宴会での、酔った上でのお遊びみたいなものかな。

日本でもこういう飲み会のゲームってありますね。コロナ禍を経て、アルハラへの目も厳しくなったいま、そういう飲み会が頻繁に開かれているかどうかはわからないけど(あったとしても少なくなっているはずです)。

Tylaの"Truth or Dare"も、そのゲームにちなんだ内容の歌詞となっています。

Tyla - Truth or Dare (Official Music Video)

内容はこれはもう恋人に別れを告げる曲です。上の公式動画でも、この曲の主人公である女性に対して未練のある男性が出てきます。けど、女性は男性をきっぱりと突き放ち、完全に関係を断つ内容となっています。

それを踏まえると、この曲の歌詞の内容も女性が男性に対して質問をいろいろとぶつけるんですが、これは質問に対しての明確な答えを求めているのではなく、質問という形式で相手の男性にダメ出ししてると言った方がぴったりですね。

こういう質問形式でのダメ出しとなると、この関係はもう二度と修復できない感じですね。別れを切り出された方が、ゲームでもして場を和ませて……、みたいなことを考えても火に油を注ぐことになりそうです。


※ひつじのはなし|Good Morning! Musicは、水月羊(the Maverick Black Sheep)が大胆不敵にも音楽(主に洋楽)エッセイを書こうという目論見と試みです。洋楽の曲を聞いての感想や解釈のエッセイ、コラムとなります。気になった曲の歌詞の意味はそれぞれ訳してみてください。また違った見方ができるかもしれません。


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