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株式投資の歩き方

貯蓄ではなく投資って言われているけど投資ってどんな増やし方があるでしょうか。貯金は利率が低くて預けておいてもほとんど増えないようになりました。銀行口座って給料を受け取ってお金が入っているだけのものですよね。

投資というものは一般に認識されていない価値を見出して評価が高まった時に利益を得るものです。未来を予測するだけでなく一般常識とのギャップを見つけて投資することも大事ですよね。何度も同じ相場はやってきません。そのタイミングを見つけることが大事です。

もし配当目的で株を保有するなら期末配当や中間配当が出る株もあります。年間での配当利回りをもとに銘柄を検討するといいでしょう。配当目的なら5%以上が望ましいと思いますが株価が5%以上下がっては結果的に損をすることになります。

やはりファンダメンタルといわれる基礎的な情報を調べて、他の似たような銘柄と比較して売買することが望ましいといえます。今回は株はどう見たらいいのかということを中心に書いていきます。

このnoteは前回の「株式投資の始め方」から少し歩を進めて株について解説していきます。株について準備をしたい人については前noteをご覧ください。

【このnoteで得られること】

①株の仕組みとは?
②株の銘柄とは?
③株はどう売買するの?
④リスクオンとリスクオフ
⑤上方修正と下方修正

単純に上がるか下がるかというのが株価なんですが、その仕組みを今回は解説していきますね。

株の仕組みとは?
そもそも株って何という話ですが、企業経営で必要な資金を調達する仕組みからできています。企業は株を発行して投資家がその株を買うことでその中から企業に資金が入ります。

証券会社で上場株式を普通に買うだけではこの資金が企業に渡ることはありません。企業に資金が渡るのは第三者割当増資と発表されるものが中心です。新しく株が発行されることで企業は資金を得ることができます。

企業は製品やサービスを販売して利益を得ます。純利益を発行株数で割ると一株利益が出てきます。株数が少なければ利益の取り分は大きいですが株数が多くなると利益の取り分は少なくなるということですね。

例えば1,000,000株の企業で1000万円の純利益なら一株利益は10円です。発行株数が変わらず1億円の利益を得るようになれば一株利益は100円になり、一株の価値は10倍になるわけです。

しかし資金が必要で1,000,000株を追加発行して2,000,000株になったとすると一株あたり利益は半減し株の価値も半減します。

市場ではこの原理が正常に働きますので増資をすると株価が下がるわけです。

株の銘柄とは?
上場企業には4ケタの銘柄コードが上場時に設定されます。市場は新規上場時には東証マザーズに上場することが多く、東証ジャスダックの場合もあります。マザーズやジャスダックで一定期間取引され、いずれは東証二部や東証一部へと昇格していきます。

ジャスダックやマザーズは新興市場と呼ばれ、成長性の高い小型株が多くなっています。小型株とは発行株数が比較的少なく、時価総額が小さいものです。
※時価総額=株価×発行株数

企業は売上や利益を伸ばしていくと株価が上がり時価総額も大きくなっていきます。一定の基準を満たすと晴れて東証一部に指定されることになります。東証一部になれば信用も上がり商品やサービスも売れやすくなり、その企業で働きたいと考える人も増えることでしょう。

企業は成長すると事業が大きくなり時価総額も大きくなります。投資で大きな利益が得られるのは成長に投資できた時になります。

株はどう売買されるの?
一般には証券会社を通して株を買っています。買った株は証券会社が預かる形になっています。通常は100株単位で売買されています。LINE証券など証券会社の中には1株単位で売買できるところも出てきています。
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注文には指値注文と成行注文があり、指値は指定した注文価格になれば売買が成立、成行はいくらでも売買できる価格での成立となります。成行買いはその日の上限価格まで買い付け余力がないとできないようになっています。

株価に応じて値幅制限があり、値幅制限上限まで上がればストップ高、値幅制限下限まで下がるとストップ安となります。ストップ高、ストップ安ともに成行買い、成行売りが優先される仕組みになっています。

その日の取引終了を大引けと言いますが、大引けまで取引が成立しない場合はその時間の注文数に応じて比例配分の抽選が行われ成行注文優先で配分されるようになっています。

リスクオンとリスクオフ
株式投資含めて、相場にはリスクがあります。リスクをとって利益を狙いに行く時はリスク商品を買うためリスクオン相場、リスクを避けて手元に現金で待つ状況がリスクオフ相場と呼ばれています。

だいたいの場合は株やビットコイン、原油先物を買っていく場合にリスクオン、債券やゴールドを買ったり現金にする場合リスクオフと言われています。季節性によるところもありますが、一番参考になるのは「世界の株価」のサイトを見ながら取引することじゃないでしょうか。

日本の株価はNYダウの株価に大きく影響を受けます。世界の株価でNYダウCFDの状況を見ておくとその夜のNYダウの予想ができます。NYダウが大きく上げるなら翌日の日本市場も上げる傾向が強いのでNYダウは意識して見ていきましょう。

全体が下げる中で個別銘柄が上げていくのは難しいのですが、独自の上昇材料があって全体地合いに影響されず上げていけるなら、その銘柄は強く上昇基調を継続していくことが期待できます。

上方修正と下方修正
企業業績は3ヶ月ごとに決算発表されます。第一四半期は3月決算企業なら4-6月の結果として7月中旬から8月中旬にかけて発表されます。

第二四半期は中間決算とも言われますが期初に中間予想を出していた場合、30%以上のブレがあれば決算発表の前に上方修正や下方修正を出すのが一般的です。

第三四半期では通期計画での修正が同時に発表されることが増えます。
第四四半期は本決算と言われ、次年度の業績予想が発表され、株価算定基礎となる一株利益が切り替わることになります。

株価は一株利益×perとなっています。perは株価収益率と言われますが簡単にいえば期待値です。1年で一株利益が1年で2倍になる企業なら、1年待てばperの数値が半分になります。

上方修正や下方修正があるとその数字に合わせて株価が大きく動きます。決算発表日は確認しながら売買することをお勧めします。

特に業績の伸びる有望分野の株を持っておきたいですね。今後は半導体関連、デジタル化関連、脱炭素/水素/再生エネルギー関連、中心に見ていきたいと考えています。

株式投資は期待して応援するという一面もあると思います。好きになれる要素があるから買いたくなるわけですよね。

数年前、mixiという企業はSNSで上場しましたがSNSが失速した代わりにモンスターストライクというゲームの爆発的なヒットで業績が激変しました。結果として最安値から最高値まで30倍近い株価変化がありましたね。

さて、ここまで読んでいただきましてありがとうございます。なかなかnoteだけでは伝わらない、チャットのようにコミュニケーションがある方がわかりやすいと言われることも多いです。

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免責事項
株式投資は投資元本を割ることもあります。リスクを取り過ぎないよう注意してください。いかなる損失も補償できません。

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