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【はかせ日記】21/1/28 休養中の手紙に感涙。BOOKSTAND.TV収録。大木亜希子、ダースレイダー、江口寿史ゲストに。

 
博士の悪童日記 1月28日 (木曜)

2時起床。
しかもピッタリ2時に目が覚める。
我が体内時計デジタルかよ! 
とツッコミたくなるほど。

朝の起床用に、
何時もYouTubeでお気に入り曲を聞くのだが、
西寺郷太くんのポッドキャストで選んだ
プレイリストを聞く。


📻博士のお気に入り
https://open.spotify.com/playlist/2rL6XHhAZm990jVgMwYSlm…

当然のことながら好きな曲ばかり。

そして、郷太くんのポッドキャストの続編で、
ジョニー小野と杉山マネージャー、
2人のデビュー戦が語られる。

なかなか、ふたりともに面白いし、
ボクの知らなかった話も多い。

#16 博士の周りの人間図鑑。pt.1 ~
Guest:水道橋博士、杉山マネージャー、ジョニー小野

https://open.spotify.com/episode/47Tw6WcYEjGK2HY7FvjsO3?si=XDkHvKHhQMicIHAU1WjlAw… #NowPlaying

珍しく石野卓球から反応があったのだが……。

noteに日記と「林由美香」本の書評をあげる。

伝説のAV女優、夭折した
「林由美香」を覚えている人もどんどんといなくなるのだろう。

朝4時、ノルマ終了。
早く子供たちが起きてこないかな。

松村くんのコロナ体験の記事。

[コロナ#伝えたい]いったん陰性、
4日後陽性「気をつけていたのにどうして」
…松村邦洋さん(読売新聞オンライン)

https://www.yomiuri.co.jp/national/20210127-OYT1T50152/

ボクの名前が出てくるのが恥ずかしいと思っていたが……。

コロナ感染の一人暮らしの自宅療養患者の電話の声がけには、
共有出来る体験だと思い直す。


ダースレイダー『20年前に送ったデモテープの返事がやっと来たんだ』

https://ameblo.jp/darthreider/entry-12324420708.html…

#アメブロ


 今日の収録に向けて、
ダースレイダーさんの20年前の手紙の現物を探して
自宅の手紙ファイルを漁る。

ボクは手紙は子供のころから全てファイルにして保管していて、
これも膨大な量がある。

 休養中にボクに宛てたお手紙も保管済みだったのだが
(スズキ秘書たちがやってくれていた)
今日、初めて読むものが多い。

ボクの健康を慮ってくれる、
あのひとやこのひとの真摯な文字に感涙。

寒い冬の朝、人の温かさが身に沁みた。

結局、手紙は見つからず、
発見した日の証拠写真から、
文面をプリントアウトする。

そうだ。
今日は江口寿史先生に久々にお会いするので
noteで連載している『藝人春秋Diary』も
江口先生の回をあげておこう。

28.江口寿史という相棒
https://note.com/suidou_hakase/n/n00600da2c410

早朝から、博士デジタル庁の関口庁官と、
先日のYouTubeの生配信、角田陽一郎さんとの対談、
編集チェック。

ジジイだから、二人共、朝早いのだ。
しかし、映像は面白い!!
これは若い人に見てもらいたい。
角田さんは、まだ一般的には知られていないけど、
Daigoくらいの知識量と教授力だと思う。

本日、ゲストの大木亜希子さんの予習。

爆報フライデー映像YouTubeにあがっていたが、
テレビでやるとあんな聖なる話が、
奇天烈な変人の同居の話になるのだな。と。

羽田圭介の「アイドル、やめました」
の書評YouTubeは素晴らしい。
前から思っているのだが、
羽田圭介のYouTubeは、
ファロワーは少ないが批評力があり、
他と一線を画するYouTubeだと思う。

むしろ、コラボしてみたい。

「アイドル、やめました。」の書評(YouTube)
https://youtu.be/TGMOmG-1Mbk

東野幸治の幻ラジオでも取り上げられていた。
『2016年の週刊文春』!!

【第103回】週刊文春さんの、このスクープあのスクープ
https://youtu.be/7x_Kmhcq4WI

文春デジタルでDHC問題の続報、
なんという酷い話。
文春以外のマスコミのDHCへの忖度は
何時まで続くのだろう。

DHC会長の“サクラ投稿指示”に反対した
新入社員が年末に懲戒解雇されていた!《本人告発》

https://bunshun.jp/articles/-/43009

「先輩社員に対して
『なぜ差別的な文章をそのまま掲載し続けるのか』
…などの意見をまとめた文書を提出しましたが…
誰にも相手にされませんでした」

6時、リビングへ。
末っ子とママが起きてくる。

今日は何も怒られなかった。

末っ子、本命校の受験日が近づいているから、
朝から猛勉強だ。

大好きなバラエティも禁止なのだが、
食事の時だけ、5分間テレビを見る。
それが、М―1グランプリ。

今年は何故か「オズワルト」のネタにはまり、
完コピが出来る。
中2の長女と共に。
ふたりの掛け合いを見ていると、
オズワルドの「名前ネタ」の面白さに気付く。
日本語の発音に注視したネタ。

12時過ぎ、運転手のジョニー小野来宅。
今日は荷物が多い。

倉敷から送ってもらった、
江口寿史先生が描いた、
ビートたけし像の額装も持っていく。

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車内でジョニーとの会話が弾む。
今、我が家で新車ながら全く乗っていない、
日産NOTEについて。

お、俺、今年からnoteをノリノリで始めたが、
NOTEには乗っていないのか。

渋谷、BS12 BOOKSTNAD.TV収録へ。

この収録に合わせるかのように、
『藝人春秋』の文庫2冊も間に合った。

一本目。大木亜希子さん。

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ここ数日で、すっかり「しらべぇ」よりも彼女を調べた。

結論、
「人生に詰んだ元アイドルは、赤の他人のおっさんと住む選択をした」
は大傑作。

そして彼女は紛れもなく「作家」の資質だ。

彼女の名前の由来から根掘り葉掘り聞く。
絶対、五木寛之の「四季・奈津子」
の影響だと睨んだのだが……。

そして、この私小説風、
ノンフィクションもどきの作品に何が描かれ、
何が省かれたのか聞いていく。
が、もろもろと腑に落ちる。

『人生に……』は読み終えて、
すぐに中2の娘に読ませた。

彼女も一気読みだった。

しかし、この番組がなければ手に取ることもなかっただろう。

ボクは主人公よりも58歳と同じ年になる、
ショパンを弾く一軒家のオーナー、
ササポンの言動、聖性が刺さった。

まるで「博士の愛した数式」の博士のようだった。
そして、こんなひとが実在することも。

小説とは何か?
ちょうどNetflixで見たばかりの
フラン・レボウィッツが言う、

「文学は鏡であるべきか扉であるべきか」論で、
この作品は「鏡付きの扉である」との持論を展開。

自省も飛翔もある。

また、この本の売り上げ部数は意外だった。
その10倍売れていると思っていた。
なので、しばらくプッシュしていくだろう。

彼女のお薦め本の話も。
そこから波及して言えば、
小島慶子さんもラジオパーソナリティの頃から、
ずっと小説を書くべきと推奨していた。

本番を終えて、
何か語り足らない部分があると思っていたが、
8・18生まれの偶然なる必然の星座の話だった。

そう言えば、この本に近い味わいがあるのは、
能町みね子さんの『結婚の奴』だ。

2作ともに奇妙な同居を描いている。
家に帰って調べてみたら対談していた。

ピンポン!だ。

おっさんと住む元アイドルの揺れ動く「結婚観」
能町みね子×大木亜希子、「結婚」を語り合う
https://toyokeizai.net/articles/-/325321

能町みね子さんは、
大木亜希子さんの先に生きている、
先生だなーと思う。

二本目。ダースレイダーさん。

コロナ禍で、誰よりもお喋りYouTubeを驚異的なペースで続け、
最も飛沫を飛ばしているラッパー。

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『藝人春秋2』に解説デビューしてもらった話から。

オフィス北野に所属した契機に作った『キッズ・リターン』のはなし。

ここから、完全に鉄板の「ビートたけしに会った日」のはなし。
何度聞いても、落語のように面白い。

「20年前に送ったデモテープの返事が来たんだ」
という妄想のような歌詞だが……。
実際、そのデモテープと手紙を、
20年前からボクが持っていたという星座性もある。

あのビートたけしとの初対面で、
突如ラップバトルが始まり、
アンサーを返した、
という嘘のようなホントの話。

ダースさんと角田陽一郎の東大卒のふたりは、
ほぼ同じ経歴で同じようなことをやっているが、
まだ会ったことがないと。

都立大学の宮台真司ゼミは「モグラー」だった、
って話も驚いたな。

3本目、江口寿史先生。
打ち合わせも当日の気分で……ということで。

そもそも時間通りに来てくれるのかも心配だった。

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『週刊文春』に連載した
『週刊藝人春秋』の書き手と絵師の関係。

いかにして、ふたりがシーズン1とシーズン2、
2年の連載を続けたかを、
原カントくんにインタビューしてもらう。

先生の何も事前に用意していない明け透けのトークに、
スタジオが何度も爆笑になる。

先生の週刊誌にマンガを連載していた時代の昔話や、
往年のライバルギャグ漫画家の話なども。

そして、ボクの江口寿史私物化コレクションを紹介。
師匠やボクだけでなく妻も娘も描いてもらっている。

とにかく江口先生は、
ボクの子供の頃から憧れの存在なので
至福な時間が通り過ぎた。

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原くんとお揃いのJETLINKで
大好きな江口寿史先生の絵を囲んで一枚。

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3本、一気に収録を終え、次回の打合せ。
ジョニー小野も登場する。

帰途、車中でジョニー小野とプロレスと野球の記録のはなし。
毎日、利根川くんにも話しているので、
どっちと話したのか、わからなくなる。

関口会長とYouTubeの編集打ち合わせ、
帰宅後も、原カントくんと
明日の「帰ってきた岡村靖幸」
Zoom対談打ち合わせ、
となにかと忙しい。

20時、YouTube再開第二弾、
角田陽一郎さんとの対談発射。

瞬発性はないが、長く見てもらえるはず。


猛烈な眠気に襲われ10時には就寝。



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