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【はかせ日記】22/3/21 朝からぶっ通しで日記、台本書き。ひとりで『小泉今日子デビュー40周年記念LIVE@中野サンプラザ』大興奮&癒やし。マッサージ。ツイキャス寝落ち。

博士の悪童日記 2022年3月21日月曜

5時50分起床。

戦争反対!!
維新反対!!
インボイス反対!!

昨日の日記を書く。

気分転換にモーニング作り。
ママのお弁当の残り物を使って。

和食。コメを食したら、急に脳が回り始める。

日記を書くのがなかなか終わらない。
それだけ一日が
充実していた証拠なのかも。

気分転換に洗い物。
こんなに手間暇がかかるものか、

……とママの苦労を今更ながら。

料理作りも
完全、創作的なアヒージョ作り。

乙村式ニンニクの残りを全部入れる。

トーストと一緒に。

脳を回転させているせいか、
エネルギーを欲する。

3月23日のアサヤン。
ボクのオファーに対し、
好展開を受けての台本書き。

昨日、後輩の三木からの意見も台本に
取り入れる。

3月26日の台本も取り組む。
こちらの回も基本、
ボクの脳内にしかないことなので、
早めに情報共有しておかなければ。

ぶっ通しで書き続けて
タイムアップの15時まで。

大森靖子さんの
女子マネージャーさんに
台本を送る。

今回、本当にいろんな意味で
彼女にお世話になっている。
ありがたい。

中野サンプラザへ向かう。
ひとり歩いて。

途中、あまりの眠さと体調不良に、
「強眠打破」を購入。

中野サンプラザ。

この施設、
長く取り壊されると言われている、
そして、ボクは、
中野サンプラザでの数々のライブ、
観劇も登壇もある。

人生で残り何回、
見れるのだろうか。

ファンの方に物販で買い物をお願いし、
今日のための散財。

ロッカーのなかに荷物を詰め込む。

そして指定席の
買い置きのチケットをいただく。

ほぼ一階席の中央だ。

入場時から80年代洋楽が流れる。

今日は月曜日だが、
The Boomtown Rats - I Don't Like Mondays
「アイ・ドント・ライク・マンデー」
は偶然だろうか。

ボクの2つ前の席に
カッコイイ、スタジアムジャンパー姿の
「荒川良々」が座る。
大きな体をくの字に曲げて。

良々くんが、
2013年の9月25日、
岡宗秀吾ディレクターの
40歳の誕生会のときに、
偶然にお会いして、
キョンキョンが『あまちゃん」の
撮影現場で、ボクの『藝人春秋』を
渡してくれたのだ。

その想い出に浸る。

そして開演時間を迎えた。

照明が着くと、
セットが浮かび上がる。
ペルシャ絨毯のような幕とステージが
ひとつづきの紋様のように
舞台の中心にあつらえてある。

そして舞台の虚空を、
スターダストを集めた銀河のような
発光の輝きが雲のように行き来すると、
月の雫のようにこぼれ落ちた光が破裂、
そこから夢幻の女神のような
キョンキョン様が降臨。

蛍光の黄色い上着と
紫のラメのパンツの出で立ち、
そして、歌い出すのは、
『スターダスト・メモリー』

客席は一曲目から総立ちだ。

持っていったオペラグラスで覗いていると、
キョンキョンもオペラグラスを取り出して、
「一度、こちらからも覗いてみたかったの!」
と。

オペラグラス越しに目が合った!
と信じたい。

そこからのセットリスト。

近田春夫のハウス「フェイドアウト」
舞台の前に足を組んで座った時の
まるでブリジット・バルドーのような、
妖艶さに震える。

透明スクリーンに、
モンドリアンの「コンポジション」
を再現して使ったデザインの前を、
右に左に可愛く行き来する
キョンキョンの意匠性の高さに震える。

夏のタイムマシーンに
プロジェクションマッピングで加工され、
美術館のような額装された絵が並び、
時代時代のキョンキョンの映像が
タイムマシーンそのもの感に……
震え止まらず。
さらに、
経年変化で辿る時の
顔の美しさに恐れおののく。

『なんてたってアイドル』の後、
衣装替え、
茶色の地に黒のグラフィティのドレス。
足元はルブタン。
右手にはレースの手袋。
優雅な歌姫。

アンコール、
グリーンラメのボトム。
その上にツアーTシャツ。

「最後の曲はA面ではないのですが、
ここはサンプラザ中野ですが、
サンプラザ中野くんさんが作ってくれました」

と飛び跳ねて歌うのは、

『東の島に豚がいた』──。

これは、初めて聞いたのだが、
その反戦メセージで選曲の妙に、
小便をちびる。

あとで調べたが、
この歌は、Vol.3と題されたものは、
爆風スランプが歌うために作り、
サンプラザ中野くんさんが、

社会へ戦争なんてしたくない!

を訴えたい思いを込めて作詞し、
パッパラー河合さん作曲。

キョンキョンへは、
歌詞の全く違うものを
『東の島にブタがいたVol.2』
として楽曲提供していたものなのだ。

それを今回、キョンキョンはあえて、
Vol.3を歌って
反戦メッセージを伝えた──。

とのこと。

一々素晴らしい。

そして、この歌は
スマホで撮影許可あり。
そして、#つきで拡散して欲しい、
とのこと。

この戦争反対をポップに
代弁するアイデアにも……。

もう大便垂れ流す。

退場の時に、
荒川良々くんに声をかける。
「お久しぶりです!」
「2席後ろにいたんだ」
「あ、俺デカくて迷惑になるんで、
 座っていました」
「全然だいじょうぶ。
 話変わるけど……。
 今、俺、君の言葉の『愛人』が染みてる」
「何の話ですか」
「君に番組で座右の銘を聞いたら、
「漢字で言えば『愛国』と云う意味での
『愛人』という言葉が好きですって言っていたじゃん。
 今は「愛国」ではなく『愛人』が大事だよね!」
「あれ、ボクが言いました?」

と素っ頓狂な腑に落ちない顔を
浮かべていた。

もう忘れているんだ(笑)
と思って、
家に帰って日記を調べたら、
その言葉を言ったのは、
荒川良良さんではなかく、
皆川猿時さんだった。

ごめんなさい。良々さん。
それはそんな顔するわ!!

終了後も、
あまりにも完璧なステージに余韻に浸る。
ロビーの生花を見つめて気を鎮める。

60年生きていて、
2時間歌詞レベルまで知らない曲がないなんて、
過去最高のステージかもしれない。

感激冷めやらぬまま、
歩いて高円寺へ。
しかし、体中が痛いままだ。

帰途に『はな整体』へ飛び込む。

帰宅後、娘のバレイの発表会を巡り、
ママとひと悶着…………。

LINEの応酬。
ロシア vs ウクライナか。

本日18時からという
変わった時間から放送になった、
NHK総合の『笑いの正体』
追っかけ再生。

豪華過ぎる出演者。


ロケ収録では、東洋館の客席で、
1時間ノンストップで話続けたが、
残っているのは、
のべ5分ほどの喋り。

わかっているのだが、
やはりもったいない気持ちもある。

何時か何処かで
ノーカット版を上映してみたい。

漫才師の遺言として。

部屋に帰って、
今日のライブで大人買いした物販を愛でる。

流石に今日はヘトヘトでツイキャス、
最後の曲のところで、
力尽きて寝落ちしたみたい。

キョンキョンから
昨日を肯定し、
今日を生きる元気を得た、
明日も死にものぐるいで
頑張らねばならない!!

ハカセ!!
カンレキ!!

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