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2023年10月21日(土曜)☆Morc阿佐ヶ谷『福田村事件』上映。スクリーンでの初見。辻野さんと舞台挨拶。キングオブコントのサルゴリラ優勝。高円寺ドリーム。

2023年10月21日(土曜)

7時起床。

モーニング。

ピントブレブレですが。エビ、あさり、舞茸のソテーと青梗菜、


12時半に後輩芸人のアル北郷が来宅。

12月10日の彼の単独には久々にゲスト出演する。

初めて訪れた、ボクの新居で
着くなりボクが半裸になり、
入念に背中にバンテリン湿布を貼ってもらう。
一緒に居たときより、枚数が増え、
しかも、重点的に貼る場所がお尻なので、
戸惑っているよう。
(今の痛みは腰より尻なのだ)

恥ずかしげもなく、
こういう儀式を遂行するのは、
北郷の居候していた、昔の生活を思い出す。

バスで阿佐ヶ谷駅へ。
モーク阿佐ヶ谷まえに、
福田村事件の宣伝部の山口さんお迎え。

ロビーに『青春ジャック』のチラシを置く。

今回の舞台挨拶、数日前までは、
もともとは、こういう企画だった。

https://x.com/YasudaM719/status/1714486102462275885?s=20

しかし、急遽、辻野さんのご指名で、
ボクも登壇することになった。

そして、この機会に、
まだ客席に座って、
スクリーンで見たことがなかったので、
関係者席を用意してもらった。

映画には改めて、さまざま感想を持った。
数ある映画評の中でも、
ボクが共感したものの一つが、
下村健一氏がnoteに書いたもの。

大震災発生前までの普段の村の描写があまりにも濃厚で「前菜を食わされすぎて満腹になってからメインディッシュを迎える」しんどさを僕は感じてしまった。これでいいという人もいるだろうし、制作陣もかなり悩んだ末の確信犯らしいが、それにしても「このエピソード要る?」という混沌の前半。

 でも、その中に巨大な磁石が置かれた瞬間、バラバラだった砂鉄が一気に磁力線を描くようにワッと揃って後半になだれ込む。その恐ろしさに呆然としているうちに、メインディッシュも全部食わされてしまう。そして戦慄だけが残るのだ。

「この砂鉄がワッと揃って」
の描写通りの客席の反応だった。
前半は群集劇だけに、
観客の集中力が散った感じは漂うのだが、
後半は、客席全体が前のめりで息を呑み感覚が
波動のように伝わる。

スクリーンには俺の罵声が続き、
そして慟哭する姿……。

その後、客席のあちこちから、
すすり泣きに囲まれる。

経験したことのない映画体験だった。
人生初の奇妙な体験に打ちのめされた。

エンディングを終え、
廊下に出ると、そこには辻野弥生さんが。

「貴方に会いたかったのよ!」と。
「ボクの方がお会いできて光栄です!」

初対面の辻野さんが、
お顔も姿形も晩年の母に生き写しで
言葉を失った。

段取りを話す間もなく、
安田マリさんは先に司会として壇上に。
そして呼び込まれる。

本当は、映画とは別の興趣溢れる本の内容や、
歴史好きの主婦だった辻野さんが、
映画に巻き込まれていく人生に言及したいのだが、
時間がないので、
「この映画は若者に見て欲しい」
と檄を飛ばす。

当初予定されていた、
安田マリさんと辻野さんの関係に
深く触れられなくて申し訳なかった。

ロビーでサイン会。
両親に連れられた7歳のお子さんや、
ひとりで来た女子大生もいらして、
若い人も来ていることも実感。

辻野さんと一緒に写真に収まる。

嗚呼、お母さん!!!

終了後、ハカセ会の方々と路上話。

阿佐ヶ谷のジムへ。
水中ウォークマンが故障していたので、
久々のプールで、水を得た魚。

『陽ので整骨院』へ。
今日はEMSはなし。

次回公開のYouTubeのターザン山本篇を
笑いながらチェックしながら。

帰途、駅からウォーキング。

まっすぐ帰るつもりだったが、
入ったことなの無い、
うどん屋に吸い込まれる。

肉刻みうどん(豚もも、油揚げの細切り 長葱)

失われた「はかせうどん」を追い求めているのだが、
残念ながら、これではなかった。

歩きながら、
偶然にも知り合いのツイキャス視聴。

『愛の不時着』に於ける、
盗聴部隊の『耳野郎」になった気分。
面白すぎた。
どうするか迷ったのだが、
最後に「ボクも聞いてました」と書き込み。

帰宅後、キングオブコントを生視聴。

旧知の本間キッドは出ているし、
鎌倉の寄席で一緒になって、
そのプロレスオタクぶりに舌を巻いた、
ジグザギザジーも出ているし、
そして、リアル高円寺キッドの
サルゴリラは出ているし……。

サルゴリラは、子どもたち3人が通った、
高円寺の小学校の先輩なので、
家族が揃っって応援。

そして、見事、優勝を飾った。

YouTube生配信。2時間半。
今日は昼に予告した「タモリの財布」の朗読。
『藝人春秋2』のなかの一篇。
展開が急なので読んでいてゾクゾクする。
読書とは違う、醍醐味がある。

声出しのリハビリとして、
何時の間にか、始まったコーナーだが、
続けているうちに、
15年前の絶版本『本業』の
増補改定版の話も立ち上がった。

なんでもやるものだね。

今日は、最後に『東京自転車節』、
水道橋博士の選挙に密着した、
青柳監督入会に沸き立つ。

彼はまだ30歳で「ハカセ会」で2番めに若い。
老人会員の歓迎ぶりが微笑ましかった。

今、配信で見れます。

深夜に、宇川直宏さんとメール交換。
明日の宇川直宏展で『福田村事件』トークとのこと。

辻野さんに「貴方だってまだまだお若いのよ!」
という昼間の言葉を思い出しながら、25時就寝。

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