水中

臆病者ですが、懸命に生きています。 絵と本と映画が好きです。

水中

臆病者ですが、懸命に生きています。 絵と本と映画が好きです。

早瀬とび個展「夢のアクロバット」

SPBSで展示中の本個展。 早瀬さんの描く人々は皆活き活きとしており、今にも枠を飛び出してきそう。 早瀬さんが描く曲線と表情が本当に素敵で、早瀬さんの人柄がそのまま絵に現れていると本当に思います。 個人的に「人柄が絵に現れている」とハッキリ感じとれる事は中々ないのですが、早瀬さんに関してはハッキリ感じ取る事ができました。それ程、温かく素敵な作品達です。 『小説新潮』で連載中のくどうれいんさんのエッセイのタイトルイラストも担当されていますが、そのイラストも本当に素敵で、毎月

水中

    • カワイハルナ個展「はさんで固定する」

      昨日観に行きました。 カワイさんの絵は、POPEYE特別編集「ぼくの好きな音楽」の表紙で初めて観ました。 一見、不安定な様に見えてもそこに置かれている物の、絶妙なバランスによって、それらは崩れることはない。そこに一種の規律性が生まれている。そんなカワイさんの絵に惹き込まれてしまった。 カワイさんはどちらかというと関西の方での展示が多いという印象があり(違っていたらごめんなさい)、中々東京で絵を観る機会がありませんでした。 しかし今回、ガーディアン・ガーデンにて展示が行われる

      水中

      • ギター掻き鳴らし男

        あれは2018年のことである。 当日、仕事関係で地方配属となってから一年。生活には慣れたものの、仕事は一向に慣れず、上手くいかないことばかり。精神的にも参っていた時のこと。 落ち込んで、でも愚痴を言える様な友人も周りにはおらず、一人悶々とする夜。ベランダに出て、ぼぅとしていた時、耳にギターの音色が入ってきた。しかも男性の歌声付きである。 御世辞にもそのギターと歌声は上手いわけではなかったのだが…なんだろう、上手く言えないのだが、魂の叫びを感じるのだ。文字通りギターを"掻き鳴

        水中

        • はじめに

          文章が書きたい。自分の考えを残したい。 いつからかそう思うようになった。 別に作家等になりたいという訳ではないのだが、文章に残すことが大切なのではないかと、なんとなくずっと考えていた。考えるだけだった。 行動に移すのにかなりの時間がかかったが、ようやくその一歩目として、こうして文章に残している。この一歩で終わるかもしれないがそんなことは気にしない。気にしたら負けなのである。 「文章に残す」ということについては、何もここでなくとも日記でも良かったのだが、なんとなくここで残

          水中

        早瀬とび個展「夢のアクロバット」

        水中