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向田邦子風エッセイ 愛犬との日々

私は、12歳の犬を飼っております。初めての犬でございます。仔犬の頃は、いたずらっ子でございまして、私は彼を上手く躾けられず、自責の念にかられ、愛犬に心を寄せることができませんでした。その時期を過ぎても、私は持病に悩まされ、入退院を繰り返し、家を空けることが多かったため、愛犬は私のパートナーにのみ心を開いておりました。

しかしながら、今年になり、彼は老犬となりました。そのせいか、私に寄り添うようになりました。私もまた、そのことを喜びとし、彼との時間を大切に過ごしております。頬を擦り寄せたり、優しく撫でたりと、たくさんの愛情を注いでおります。

彼との関係が良好になり、その喜びに満たされております。犬を飼うことの真の喜びを、ようやく知ることができました。愛犬の年齢から、彼と一緒に過ごせる時間は、いかほどでしょうか?

私は、悔いのないように、愛情をたくさん注ぎたいと願っております。彼との絆を深めるために、日々を大切に過ごしたいと思います。彼との時間は、限られているかもしれませんが、その限られた時間を、心から楽しむことができればと思います。彼との絆を永遠に続けることはできませんが、一緒に過ごす日々を、心から愛おしく思います。

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