面積を表す『㎡(平米)』ってなに？
家や部屋を借りる際の広さを表す単位『㎡(平米)』って何？
一人暮らしを考えていて、目にするこの見慣れない面積の単位『㎡』
この㎡に関する疑問をわかりやすく解説していきます。
『㎡』という見慣れない単位って・・・
・どの位の広さなの？理想の生活しやすい広さは？
・専有面積？
・壁芯面積・内法面積って何？
・「帖」や「畳」・「坪」となにが違うの？
等の疑問を抱えていると思いますので、この疑問を解決し、
アナタの大切な場所となる【家や部屋】を選ぶ際の、
基礎になれることを祈りキーボードを打っていきます。
では次の章から、解説していきます。
『㎡』とは
1ｍ×1ｍが「1㎡(平米)」となります。
学校では「1平方メートル」と習っていたと思います。
結論は「平米」も「立方メートル」も【一緒の意味】です。
簡単に言うと、
【平(たいら)】な【方(ほう)】向を見た時の面積です。
ちなみに1ｍ位で身近にある大きさのモノとして、
・広げた新聞紙の対角線
・4歳児の身長(平均)
・ギター1本分 等があげられます。
そして1暮らしに必要な部屋の面積は、
国土交通省が算出したデータによりますと、
「健康で文化的な住生活を送るために必要不可欠な面積は、
単身者の世帯で25平米」
わかりやすく言い変えると、
『一人暮らしなら【最低】25平米必要』ということです。
例：５ｍ×５ｍの部屋面積
では逆に生活しやすいのは？
国土交通省が出した答えは『40平米』です。
例：５m×８ｍの部屋面積
確かに、キッチンやタンス・ベット等その他を置くスペース
自分が移動するペースを考慮すると25平米はきつそうですね。。。
専有面積とは
アパート・マンション等の集合住宅で、
その部屋の居住者だけが使用できる床面積を
【専有面積】と呼びます。
リビング・寝室などの一日のうち使用する時間の長く、
くつろぐ為のスペースをはじめ、
キッチン・トイレ・浴室・玄関・押し入れなど、
使用はするけど使用時間の短いスペースも入ります。
分かりやすくお伝えすると、
廊下からみて、『扉から先の部屋の面積』の事です。
専有面積の中には『押し入れ・クローゼット』などの、
使用時間の短いスペースも含まれるので、
検討するときには注意してください。
壁芯面積・内法面積って何？
この章は少し専門的で、細かい説明が必要です。。。
簡単にお伝えすると。
壁芯面積→部屋の専有面積が狭くなる
内法面積→部屋の専有面積と一緒
なぜこのような複雑な計算が行われるかというと、
建設工事中に、壁を貼って部屋として形になる前に
から広告をだし始めるから、
そもそも壁の芯を繋いで面積を計算する事でしか正確な面積を
表すことができないのです。
分譲マンションで主に使用されるようですが、
もしもの場合もあるので参考程度にしてください。
『㎡』は「帖」や「畳」・「坪」となにが違うの？
先ほどの面積の話とは、打って変わってこちらは簡単です。
㎡→「1ｍ×1ｍの正方形の面積」 1平米
帖→「フローリングでの面積」 6帖＝約10平米
畳→「畳一枚分の面積」 6畳＝約10平米
坪→「畳2枚分の面積」 2畳＝約1坪
広さの順に並べると1㎡<1帖・1畳<1坪になります。
この「帖」と「畳」は、どちらも「じょう」と読みますが、
その違いは「フローリング」か「畳」かだけの違いで、
㎡になおすとどちらも同じ『1.62㎡』です。
もともと日本では、元々住宅の広さを表す単位に
畳（たたみ）1つ分の広さを表す「畳」が使われてきていて、
時代の変化にともない、フローリングを使用した洋室も増えてきました。
よって和室を限定する「畳」の表記ではなく汎用性のある「帖」の表記が浸透してきた、という歴史のなごりで使用されています。
よって「帖」＝「畳」ということになりますので、
どうか難しく考えないでくださいね。
坪は昔から広く用いられてきた土地の面積を示す単位で、
こちらは【地域・メーカーによって微妙に大きさが違う】のでご注意を。。。
まとめ
この章では、この記事をまとめていきます。
1ｍ×1ｍが「1㎡(平米)」
【平(たいら)】な【方(ほう)】向を見た時の面積部屋の広さは40平米が理想のお部屋
専有面積とは、廊下から見て『扉から先の部屋の面積』
専有面積には『押し入れ・クローゼット』などの、
使用時間の短いスペースも含まれる壁芯面積→部屋の専有面積が狭くなる ←分譲マンション購入時注意
内法面積→部屋の専有面積と一緒㎡→「1ｍ×1ｍの正方形の面積」 1平米
帖→「フローリングでの面積」 6帖＝約10平米
畳→「畳一枚分の面積」 6畳＝約10平米
坪→「畳2枚分の面積」 2畳＝約1坪
1帖(じょう)と1畳(じょう)は同じ広さの1.62平米
以上です。
この記事が、あなたにとって部屋選びの重要な基本になれたら幸いです。
お付き合い有難う御座いました。
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