#9 1日1映画『5パーセントの奇跡 〜嘘から始まる素敵な人生〜』 夢を諦めない男

昨日は思考の整理のnoteを書いたため1日ぶりの1日1映画です。
この企画は今年に入って諸事情で映画をほぼ毎日見ることになった男が、ただ見るだけではもったいないと考えnoteに感想を綴るようにしたものです。
早いもので第9回です。

『5パーセントの奇跡 〜嘘から始まる素敵な人生〜』

視力のほとんどを失ったスリランカのシンハラ民族の血を引くドイツ人のサリヤ・カハヴァッテの体験を元にしたドイツ映画。プロデューサーはなんと日本人女性でドイツでは観客動員数100万人を記録した大ヒット作。

あらすじ

先天性の病気で視力の95パーセントを失ったサリーは、幼い頃からの夢「5つ星ホテルで働く」を叶えるため、視力のことを隠し見習いの面接を通過する。サリーは努力と工夫で研修をこなして行くが、徐々にほころびがでえてしまい・・・。

夢はいつ諦めるもの?

子供は正直です。夢を聞かれれば自分が今一番惹かれているもの、野球に興味があれば野球選手、宇宙が好きなら宇宙飛行士、お菓子好きならパティシエといったところでしょうか。さて、これらの夢をみて実際に叶えた方は恐らく僅かでしょう。ほとんどの方は大人になるにつれ自分の現実と照らし合わせ、また周りに流されそれとなく大学に行き、夢を諦め自分に向いてそうな仕事できそうな仕事に就いたことでしょう。なぜなのでしょうか?答えは社会性にあります。人は成長し社会性を獲得することで叶わなそうな夢を捨て現実的な選択をするようになります。それはそれで立派なことなのかもしれません。ただ本当にやりたいことや夢を捨ててまで生きる人生は心から楽しいものと言えるでしょうか?この映画に登場するサリーも例に漏れず夢を持った青年でした。彼の場合は、ホテルで働くという夢に目の障害という壁が立ちはだかります。彼が社会性を加味していたなら障害者用の会社につ勤めていたでしょう(映画の中でサリーは一度は夢を諦めかけ障害者雇用の会社で働こうとします)。しかし、彼は幼い頃にみた夢を諦めず健常者の振りという大胆な行動をし、結果として夢をつかんだのです。自分には無理だと言って諦めるのは簡単です。今社会は先の見えない大きな不安に包まれています。現状に悩んでいる方は多いでしょう。暗い気持ちになってしまうのもわかります。でもだからこそ一旦頭の中をフラットにして本当に自分がしたいことを探してみるといいと思います。


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