スヒロー | ローカル起業家

ローカルで起業、低空飛行ですが飛び続けています。その行動を記録。失敗はネタに。

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最近の記事

利は元にあり

昨日から千葉県に来ています。 沖縄との気温差もなく、今日は晴れて快適です。 さて、「利は元にあり」という言葉があります。 「利益は上手な仕入れから生まれてくる」 という意味です。 良い品をできるだけ安く仕入れることから利益が生まれる。 まさに、商売の原理原則。 せどりをやる前は、ほとんど仕入れのないビジネスをやっていたので、「仕入れ」を肌で感じることができませんでした。 仕入れをするときは、実際の店舗に通って、お客の動向を観察したり、商品の陳列を見たり、店員にヒ

    • 日帰りなのにスーツケース3つ

      「日帰りで福岡・・ですよね?」 昨日、那覇空港のANAカウンターで大きめのスーツケースを3つ預けようとしたとき、言われました。 商品仕入れツアーなので、日帰りでもスーツケースが必要なのです。 日帰りなのにスーツケース3つ このギャップが目立つのでしょう。 人は「期待値」と「実際のサービス」との差に感情を揺さぶられるものです。 このギャップが口コミ・紹介を起こすキッカケになります。 えーっ、たった500円なのに、新鮮でボリューム感たっぷりの刺身の盛り合わせ!!

      • 積極的な「どうぞ」をお勧めします。

        こんにちは、スヒローです。 昨年から「世界共通マナー」を学んでいます。今までマナーを学ぶ機会なんてなかったので、知らないことが多いわけです。「人に好感を与えること」がエチケットだということも初めて知りましたたった3つの言葉を普段から心がけて使うことで人に好感を与えられるそうです。 「ありがとうございます」 「ごめんなさい」 「どうぞ」 この中で僕が特に共感したのが、「どうぞ」です。 「どうぞ」を実践してみました。車を運転中に「どうぞ」と道を譲ったり、エレベーターに乗っ

        • 奇跡の1マイルがシャッター通りに・・

          こんにちは、スヒローです。 那覇の国際通りの店舗は、新型コロナの影響で約80店が閉店や休業に追い込まれたそうです。 「奇跡の1マイル」と呼ばれた国際通りがまさかのシャッター通りになるなんて・・ 今日、国際通りを車で走ったら、かなりブルーな気分になりました。 「三十六計逃げるに如かず」 古代中国の兵法『兵法三十六計』で用いられた語句です。 形勢が不利になったとき、どんな手を尽くしてもダメなときは、あれこれ思案するより、燃え尽きてしまう前に潔く撤退することも選択肢の一つで

          制限の中で考える。

          こんにちは、スヒローです。 新型コロナウイルスの影響でスポーツジムやサウナ、ランチバイキング、カラオケボックスには行きづらくなっています。これ全部、僕がよく利用する施設です。これでは行動が制限されてしまいます。こうやって行動が制限されると、人はいろいろと抜け道を考えるわけです。 実は制限があったほうがアイディアは出やすくなるんです。ブレストってありますよね。正式にはブレインストーミング。複数の人数、グループでアイディアを出し合うやつです。セミナーや研修などでよくやらされま

          はじめの一歩は、ハードル低めに

          こんにちは、スヒローです。 やる気が出ない時って、ありますよね。そんなときは「はじめの一歩」のハードルを下げてみるといいですよ。めちゃめちゃ低くする。例えば、パソコンの電源スイッチをオンにするとか、ペンを持ってノートを開くとか・・ とにかく行動するのです。あれやろう、これをしなければと、考えているだけでは、先送りです。はじめの一歩が簡単だと行動に移しやすくなります。 一旦行動を始めると、次のステップも楽になります。パソコンのスイッチを入れたら、メールをチェックして、ネッ

          はじめの一歩は、ハードル低めに

          シンプル、スモール、スロー

          こんにちは、スヒローです。 ローカルで暮らし、自分でビジネスをしていると、「忙しくて考える余裕がない」という状態は、あまり好ましくないと思えるようになります。 僕が共感する考え方は、 ・Simple(シンプル) ・Small(スモール) ・Slow(スロー) の「3S」です。 起業家がローカルでビジネスを継続していくには、この「3S」が大切。 ・シンプルとは、扱う商品が最小限であること。 ・スモールとは、少人数・低コストであること。 ・スローとは、あまり忙しくないこと

          シンプル、スモール、スロー

          ローカルならハードルが低く感じる、自分でもできそう!

          こんにちは、スヒローです。 2年前から講師を育成する講座をやっています。この講座、正式な名称は「ローカル講師育成講座」です。ローカル、沖縄のような地方で講師として活躍しましょう!というのがコンセプト。 先日、受講生に「この講座に申し込んだ決め手は何ですか?」と質問したら、「ローカルという言葉に魅かれた。講師育成だとハードル高そうだけど、ローカル講師なら自分でもできそう」という返答でした。 地方在住の人にとってローカルならハードルが低く感じて自分でもチャレンジできる!と思え

          ローカルならハードルが低く感じる、自分でもできそう!

          ローカル起業ストーリー 番外編

          こんにちは、スヒローです。 起業して最初のお客さんって、前職の会社からの依頼が多かったりします。僕もそうでした。会社員だったとき、担当していたイベントが退職後も開催されるので「手伝ってほしい」と言われたのです。その後も、なんだかんだと依頼は続き、今でも途切れなく、元いた会社と一緒に仕事をしています。 当時もらっていた給料より、売上のほうが高くなっちゃったりして。 会社を辞めたら「元の会社とは仕事はおろか、連絡もとらない」という方も多いかもしてません。起業するなら、退職後も

          ローカル起業ストーリー 番外編

          ローカル起業ストーリー 6話

          こんにちは、スヒローです。 前回まで計5回、ローカル起業をテーマにシリーズでお届けしました。 「ローカル起業ストーリー」 第1話「絞る」と「組み合わせ」 第2話 世の中が求めているものを提供する 第3話 パッケージ商品をつくる 第4話 とにかく早く「0」を「1」にする 第5話 お金のブロックを外す すべて実話がベースとなっています。 そして、最終話の今日は起業後ビジネスを継続していくのに、とても大切なことをお伝えします。それは、「入金が先で出金が後」です。こ

          ローカル起業ストーリー 6話

          ローカル起業ストーリー 5話

          こんにちは、スヒローです。 起業したら早い段階で顧客を「0」から「1」にして、実績を作ることが大切です。 僕も最初のお客はお金を払って集めました。無料セミナーに招待して、打ち上げの飲み会で奢るというオファーで顧客を獲得したことを書きました。 この後も無料でセミナーをやり続けました。なぜなら有料にする勇気がなかったのです。お金をもらうのに抵抗がありました。お金のブロックってやつですね。 「こんないい内容のセミナーなのに、なぜ無料でやっているのですか?」と参加者から真顔で言

          ローカル起業ストーリー 5話

          ローカル起業ストーリー 4話

          こんにちは、スヒローです。 ここ数日、僕の実体験をベースにローカル起業ストーリーをシリーズでお届けしています。 前回は「パッケージ商品」について書きました。パッケージ商品とは、複数の商品やサービスを組み合せてパッケージ化し、それに名前をつけたもの。僕が最初につくった商品は、「携帯サイト」「チラシ」「メール相談」この3つを組み合せてパッケージ化、「携帯販促バリューセット」というネーミングで販売しました。 今日は、このパッケージ商品を「どうやって売ったのか?」について書きます。

          ローカル起業ストーリー 4話

          ローカル起業ストーリー 3話

          こんにちは、スヒローです。 前回、「世の中が求めているものを提供したら、上手くいった」について書きました。専門用語でいう「マーケットイン」です。お客の目線で必要とするものを提供していく。起業の初期段階では、マーケットインのほうがビジネスを軌道に乗せやすくなります。僕もマーケットインで「携帯サイト制作」というビジネスをスタートさせました。今日は、このビジネスをどうやって展開していったのかについて書きます。 携帯サイトを制作すると、よく一緒に依頼されたのが「チラシの作成」です。

          ローカル起業ストーリー 3話

          ローカル起業ストーリー 2話

          こんにちは、スヒローです。 前回、僕の起業当初の失敗話を書きました。 今日はその続きです。 ビジネスの「強み」をつくるには、「絞り込み」と「組み合わせ」の2つ。 広告代理店で起業した僕は、取り扱うメディアを「屋外広告」に絞り込み、「テレビ」と「看板」を組み合せた「屋外テレビボード」を目玉商品にしようとしました。 残念ながら、この計画は失敗に終わり、屋外テレビボードを設置することはできませんでした。 でも、失敗してラッキーだった。 ここまでが前回書いたことです。

          ローカル起業ストーリー 2話

          ローカル起業ストーリー 1話

          こんにちは、スヒローです。 僕は2008年に「地方」で起業しました。 その当時はそれほどでもなかったのですが、ここ1~2年「地方」と「起業」の2つのキーワードが実際に地方でも流行りそうに感じます。 「地方」より「ローカル」のほうが響きがいいので。 そこで、今までを振り返り、「ローカルで起業して10年以上続けるコツ」みたいなものを「ローカル起業ストーリー」として続き物で書いていこうと思います。 まず、どんなビジネスで起業するのか? これが大事です。 アイディアを出

          ローカル起業ストーリー 1話