沖縄の軍用地は安定した投資先なのか？ メリットとデメリットをわかりやすく解説

こんにちは。今回は、沖縄の地元不動産会社の販促活動をお手伝いしてきて知り得た「軍用地投資」について、客観的な目線でご紹介します。

沖縄は美しい自然環境と独特の文化を持つ地域であり、観光業やリゾート開発が盛んな一方で、「軍用地投資」という独特な不動産投資の機会も存在します。

軍用地とは？

米軍基地や自衛隊基地内の土地のことを「軍用地」といいます。沖縄県に存在する軍用地は近年、資産運用や相続税対策などで注目されています。沖縄は日本の中でも特に軍用地が多い地域（嘉手納飛行場、那覇空港用地「自衛隊那覇基地」など）であり、独特の投資機会を提供しています。沖縄県内に住んでいなくても軍用地は購入できるのです。

軍用地投資のメリット

1. 安定した収益
   軍用地の最大の魅力は、その安定した賃料収入です。借主は国（防衛施設局）になるため、多くの軍用地は長期契約が結ばれており、契約期間中は安定した賃料収入が見込めます。この安定性は不動産市場の変動に対するリスクを低減します。借地料は毎年値上がりして、複利的に増えていきます。

2. リスクの分散
   通常の不動産投資と比較して、軍用地は市場の変動の影響を受けにくい特性があります。自然災害や空室リスク、資産価値の減少など不動産投資特有のリスクがほとんどないです。軍用地は人気が高いので売却しやすく、換金性も高いようです。

軍用地投資のデメリット

1. 内覧できない
   軍用地はその用途から、土地を所有しても一切の使用・立ち入りが禁止されます。そのため、購入を検討している段階でも見れるのは見取り図くらいで、実際にその土地を確認したりはできません。

2. 政治的リスク
   軍用地に関する政策変更や日米間の政治的状況により、投資環境が影響を受ける可能性があります。これにより、賃料の変更や契約内容の見直しが必要になる場合があります。一番のリスクは基地が返還されることです。しかし、その後の土地利用次第で資産価値が上がることもあります。

提案

軍用地投資は、安定した収益とリスク分散を求める投資家にとって魅力的な選択肢です。しかし、政治的リスクといったデメリットも存在します。投資を検討する際には、これらの点を十分に理解し、自身の投資目的やリスク許容度と照らし合わせて判断することをお勧めします。

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新しい投資先の一つとして、沖縄の軍用地を検討してみませんか？
株価暴落の影響も受けないし、300万円〜という手軽な価格の物件もあるみたいで、新NISAよりこっちかも・・

「嘉手納飛行場の滑走路の一部を所有してます！」
「那覇空港内にある航空自衛隊の土地を買いました！」
と言ってみたいですね。