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【ライブレポ】ばってん少女隊@日テレ 夏のアイドル祭り〜「みんなで一緒に歌ってーや」と、蒼井りるあは言った〜

 本日は、日本青年館ホールで行われた日テレ 夏のアイドル祭り~「IDOL OF THE YEAR」 Special Live!~にて、ばってん少女隊のライブを観て来ました。

 日本青年館ホールは、神宮・外苑地区にある多目的ホール。
 渋谷区・港区のすぐそば(住所的には新宿区)、ザ・都心という感じの場所にあります。

 昔からばってん少女隊は、こういう場所でライブをするときは「私たち、福岡からやってきたもので。。。」と田舎娘アピールするのがお決まりのパターンでしたが、今日はどんな感じになるのか?

 先月の道の駅むなかたでの「虹ノ湊」リリイベ (7.16) 以来、私にとって約1ヶ月ぶりのばってん少女隊、楽しみに会場へ足を運ぶのでありました。


■ライブレポ

概要 (セットリスト)

12:36開始 約25分
観客約1,000人
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セットリスト
1.OiSa
2.さがしもの
MC 自己紹介
3.ジャン!ジャン!ジャン!
4.おっしょい!
MC 中野サンプラザ、プレリザーブは今日まで
5.虹ノ湊
告知
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●会場の様子

 日本青年館ホールは、1階:約800席、2階:約400席で、後ろに行くほど段差があって高くなる、とても観やすいホールでした。
 感染症拡大防止対策のため、入場の際の検温、手の消毒、会場内ではマスク着用、声出しNGなど、いつもの通りですが、隣の席とは詰めて座るスタイルでディスタンスは無し。
 11:00から約3時間、9組のアイドルが出演し、14:00からはステージと並行して特典会も実施されるため、グループの入れ替わりのタイミングでお客さんの入退場がありながら、だいたい常時7〜8割くらいの客席が埋まっているような感じでした。


●ばってん少女隊ステージ

 定刻より少し押した12:36、暗がりのなか、無音の状態で6人が登場。
 今日の衣装は白を基調とした "7周年ライブ衣装" +メンバーカラーの帯をウエストに巻いたスタイルでした。

 6人が、客席に背中を向けてスタンバイし、ステージが真っ青な照明で照らされると同時にスタートした1曲目は「OiSa」。

 ばってん少女隊の出演は、9組中の5組目で、それまで色々なアイドルが登場しましたが、楽しくウェィウェイ踊れる曲が続いていたので、「OiSa」は今日イチ、ダークなムードで、明らかに異彩を放ちます。


 表情を「無」にした6人の幻想的なパフォーマンスで、会場全体で夢を見ているような世界観に浸った後。。。ぱっとステージが明るくなり、観えてきたのは、輪になってぐるぐる回りながら、弾けるような6人の「笑顔」。

 これは。。。!

 2曲目は、新曲「さがしもの」。
 先日のSPARK 2022 in YAMANAKAKO のステージ(7.17) で初披露され、配信映像で観たことはありましたが、生で観るのはわたくし、今日が初めてです。

 ジャンルで言うと、いわゆる "アイリッシュパンク" になるんでしょうか。とっても賑やかで楽しい曲調にのって、「笑顔」の6人が全力でダンス♪
 (ちなみに、りるあちゃん (蒼井りるあ) は「笑顔」と「ぷく顔」のハイブリッド♪ )
 サビ「てんてんてんてんて、てっててーてんてー」は、同じフレーズをひたすら繰り返す「OiSa」みたいな "反復系" の流れもありながら、雰囲気は真逆で、ひたすら陽気♪
 また、佐賀県がモチーフなので、日本でも屈指の気球のフライトエリアである佐賀県にちなんで、Aメロで気球のように、メンバーが「ゆ〜っくりしゃがんだり立ち上がる動き」があったり、サビでは全力で「走る動き」の振り付けがあったりと、ダンスというより、ほとんど体操です。

 要するに、めっちゃ体力が必要。
 まだ2曲目なのに、たくさん汗をかいて「さがしもの」を会場全体で楽しみました。

 最初のMCでは一人ずつ、キャッチコピー付きの自己紹介を行ない。。。

上田「みなさん、日テレ 夏のアイドル祭り、楽しんでますか〜? いや〜、2曲目にやったのは、新曲「さがしもの」という曲なんですけど。。。運動量がすごくて (笑) 。最近は、1日にこの曲をやれる限界の回数が分かってきまして」
瀬田「だいたい、1日に "3さがしもの" くらいまでが限界ですね〜」
春乃「たくさん動きますが、初めて観る方も一緒に踊りやすい曲だと思うので、今日初めて観た方も気に入っていただけたら、また次の機会、一緒に踊っていただけたら嬉しいです」
上田「私たちは秋に新しいアルバムを出しますので、「さがしもの」は入ってますし、最初にやった「OiSa」も含まれていますので、まだタイトルやリリース日は言えないんですけど、ぜひチェックしてください」


 NEWアルバムの告知をしっかりと行った後、上田さん (上田理子) が「ここからさらに踊れるゾーンに入りますよ!」と言って披露されたのは。。。「ジャン!ジャン!ジャン!」からの→「おっしょい!」
 間違いないアゲ曲コンボで、会場はさらに大盛り上がり。

 本当に楽しくて、ばってん少女隊メンバーもノリノリでパフォーマンスし、それが特に表れていたのが、最近りるあちゃんがテンションが上がりきったときに魅せる超高音歌唱。
 今日は「ジャン!ジャン!ジャン!」の2番の終わりのCメロ (「呼ばれて飛び出てじゃじゃじゃ Jump!」のちょっと前) で観ることができました。

 苦しゅうない! 君もどうだい?
 みんなで一緒に歌ってーや!

 ココの「みんなで一緒に歌ってーや!」の部分を、りるあちゃんが超高音で歌唱!
 なんというか、「アイドルやってることが楽しくて仕方がない」という感情の「心の雄叫び」を音声化したら、こんな感じになりました、みたいな、誰にも真似できない最高のパフォーマンスを魅せてくれました。

 続く「おっしょい!」でも、りるあちゃんの歌割り「みんなと一緒に駆け抜けていきたいっちゃもんね」の最後の「もんね」を「もーーーーーー!」と超高音歌唱してからの。。。
りるあ口上「みなさん! サビで一緒に高く高くジャンプしますよ! ついてきてください!」


上田「1階の方も、2階の方も一緒に踊ってくれてありがとうございます!」
瀬田「さすが、みなさんドルヲタですね♪」
上田「私たちは、11月26日、中野サンプラザでのワンマンライブを予定しています。今日、私たちを初めて観て知ってくださった方もたくさんいらっしゃると思うので、ぜひ、中野サンプラザに遊びに来てください」
春乃プレリザーブの予約は本日までとなっていますので、エントリーよろしくお願いします」
瀬田「みなさん、顔、覚えましたからね♪」
春乃「私たちのステージも、終盤ですが、最後の最後まで盛り上がって行きましょう!」

 本日、最後に披露されたのは、最新シングル「虹ノ湊」でした。
 アイドルの「キラキラ感」が詰まったような爽やかな夏曲で、サビは会場全体でワイパー♪ ペンライトの波がキレイに揺れ動きました。

 ちなみに、先日のリリイベのレポ (■雑感②) で「宿題もやらなくていいや」のところ、美舞ちゃん (柳美舞) が「体育座り」しているかどうか、MVの3:10〜のシーンでは「しゃがんでるだけ」にも見えるので、"審議だ" と書いたのですが、特典会で美舞ちゃん本人に「体育座りで間違いない」と教えてもらったという情報を、隊員さんからいただきました。
 そして、本日、自分の目でも「体育座り」で間違いないことを確認しました。
 やっぱり、あの「体育座り」は見逃してはならない、「虹ノ湊」の重要なシーンですね。だって、本物の中学生の。。。つまりその、なんだ、アレだ、良いシーンだってことですよ。


上田「どうも、ありがございました! ここにいるみなさんとまた、中野サンプラザでお会いできるのを楽しみにしています」
春乃「ちなみに、この夏は関東では、8月21日にSUMMER SONIC 2022、8月28日に@JAM EXPO、9月4日にRolling Stone Japan LIVE、それから9月23日には柚姫の部屋フェス2022に出演予定です。どこかでまた、お会いできることを楽しみにしています!」
上田「それでは以上、私たち、ばってん少女隊ぃいいいいい」
6人「だぁー!!!!!! ありがとうございました!」


■雑感

 朝11:00から始まった今日のイベントですが、なんとなく、ペンライト率が低め:30〜40%くらいかな? と思っていたのですが、ばってん少女隊が登場すると、ペンライト率が一気に80%くらいまで上昇しました (当社調べ) 。

 「さがしもの」のサビ「てんてんてんてんて、てっててーてんてー」で一斉にペンライトが上がって客席がペンライトの海で埋まったり、Aメロのクラップで、ぴったりとそろったクラップ音が会場中に大きく鳴り響くなど、今日は隊員さん、こんなにいっぱい来てたのか! とびっくりするほど、大盛況でした♪
 「さがしもの」は配信映像で観ていてもめっちゃ盛り上がってるなぁ〜、と伝わってくる感じでしたが、生のライブだと、さらに「楽しさ」抜群♪
 ばってん少女隊は、また最高の武器を手に入れましたね♪


 ところで、今日の会場:日本青年館は建物自体がキレイで格調が高いというか、高級な雰囲気で、スタッフさんはチケット受付の方から、場内案内の方まで、全員スーツ+ネクタイ着用。開演前の音楽もオシャレなクラブミュージック (英詞) が流れていて、なんとなく "港区系" な雰囲気です。
 青年館というより、紳士やマダムが集まりそうな感じ。知らんけど。

 で、今日のような都会の会場だと、昔は必ず言っていた「私たち、地方から来ているもので。。。」というコメントも、今日はありませんでした。
 あえて「田舎から来た」と言うことで、"敷居を下げる" 意味が込められていたと思うし、九州という自分たちのアイデンティティを示す言葉でもあったと思うのですが、なんというんですか、もうそんなコメントしなくても、自分たちの曲をしっかりと披露することで、お客さんの心に印象を残せるんだ、という「今のばってん少女隊」の確信みたいなものを感じることができました。
 まぁ、たまたま言わなかっただけかもしれないし、地方アピールしても全然問題ないと思うのですが、今日のばってん少女隊のパフォーマンスから、アウェイとか関係ない! みたいな強さを感じました。


 。。。と、こんなところで、レポを締めようとしていたら、なんとばってん少女隊公式Twitterから重要なお知らせが!
 4月のライブで叶わなかった、Task have Funさんとの対バンライブが、9月に行われるとのことで、マジですか!?
 今日「さがしもの」を披露した直後のMCで「運動量がすごくて大変」という話をしていたとき、ちゃん瀬田が4月のライブでカバーしたTask have Funさんの「けどハニカミ」(この曲も運動量多くて大変) の振り付けをしながら話していたのも、これの匂わせだったのか!

 この夏の予定、もう1つ追加ですね。
 早速チケットのエントリーをせねば!



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