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休職十日目

一月十四日。
なんだかんだ日にちが経ってしまった。
何もできず倒れている日、なんだかんだ用があって出かける日、バランスが難しい。
いろいろなことがこの間にあって、多分それは休職、という今の状況がなくてはなかったことだと思う。周りの人に恵まれているし、時間があって、何かやるのはまだ難しいけど、なんとなく前までは確かにあったものを見つめられるような状態になってきた気がする。

とりあえずこの何日かをダイジェストで、というのも仕方がないので印象的だったことを記しておく。

何日か前に焼肉に行った。以前よりお世話になっている僕の師匠、なんの師匠なんだ?と何処に行っても聞かれるが、まあそのなんだ、と返答に困るが師匠は師匠なんだ。
で、その師匠から、うつには肉が良いと聞くので肉を食いに行こう。と連絡があり他にも友だちを誘って焼肉に行った。なんだかんだお金はかかってしまったけど、焼肉は美味しくて、その時間も楽しくて、だらだら飲んだ話した歌ったしていたら帰るのが遅くなってしまったけど楽しかった。
相変わらずわけのわからんことを言って後から後悔というか恥ずかしくなってしまったが…。やっぱり自分は東京に来てよかった。本当にそう思う。そんな一日だった。

毎朝九時に母から電話がかかってくる。動け、日照しろ、卵を日に三つ、バター、肉、タンパク質を摂れ、炭水化物は控えろ、規則正しい生活を!などの決まった話を毎日される。
面倒くせーが心配してくれてるんだ、あまり食欲もないけど、と思いながら頑張って食うようにしている。暇で時間はあるし料理は元々好きだったので苦ではない。楽しい。そんなこともどうでもよくなってたんだな。と思う。

友だちと池袋で会う約束をしたが、電車に乗るのが急に恐ろしくなって乗れなかった。多分セロトニンが足りてなかったんだろう、という自診。すぐさま引き返し家でぶっ倒れる。その旨を友だちに連絡したら家まで遊びに来てくれた。一緒に鍋をやってゲームをして遊んだ。終電までいてくれて、本当にありがたかった。

調子がいい時にふと冷静に考えることでよくない方へメンタルが落ち込むんだけど、自分の状態を理解するように心がけないといけないんだろうなと思う。それが今、日々の戦い、と言ったら大げさだが、大事になっている。
診断を受けてからうまくできなくなったこともいくつかあって、すごく不安定なんだと思う。受け入れることと言い訳にしてしまうこと、微妙な部分がまだできていない。

まあそんな感じなんだけど、本日はルーローハンを作ろうと思います。


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