弱さ。

酷く疲れている。

鼻は詰まっているし、全身が気だるい。
眠気が常に付き纏っていて、身体を起こす気にならない。
明日は朝イチでサッカーなので、夕飯をしっかりと食べて身体に力を満たさないといけないのだが。

人に言われた言葉を久しぶりに思い出して反芻している。
その言葉と、なりたい自分の姿のギャップに落ち込んでいる。


「弱い人は嫌い」


まあ、何かにつけて打たれ弱くてすぐに落ち込むような弱い人間は嫌われるだろう。
強い人の方が好まれるのはしごくまっとうな感覚だとは思う。


勘違いしてはいけないのは、これが好き嫌いの話であって、良し悪しの話ではないことだ。

個人の好みのことでしかなくて、その人個人の物差しで決めたことだから、その人以外はそうは思わないかもしれないのだ。

ただ、前にも書いたが
言葉というものは一度刺さると中々抜けない、
ずっと身体と心を蝕み続ける呪いのような側面も持つものなのだ。

だからこそずっと引きずっている。

弱くても救ってこれたものがあって、その優しさが人の役に立ったこともある。

強さも弱さもどちらの要素も必要としている人達はいる。

強くても弱くてもいい。
無理に強くならなくてもいい、弱くても誰かを守り救えるのなら。
強い、弱い。それは絶対的なものではなくて相対的なものなのだから。

そうは思っても書いていてもダメージは受けるし残る。

牡牛座の私は良くも悪くも、言葉までいま言われたかのように思い出して反芻して味わう人間なのだ。

まあいいかと思えるようになるまでは、思い出して傷つくのも趣深いのかもしれない。

とりあえず今はこのまま夢の中へ、探し物を見つけに行こうと思う。

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