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好きなものこそ。

土曜日は朝7時からサッカーしに出かけ、16時頃に帰ってきたのだけど200分くらいフィールドでボールを追っかけていた。

一緒にしている人達に笑われるくらいやっていたのだけれど、本当に好きなことは無限に出来るってくらい夢中になってやってしまう。

朝一のサッカーも9時までで終わりの予定だったのだが、対戦したチームが次の時間も試合するらしく人数が足りないとのことで急遽助っ人として参加したのだった。

さすがに2試合目が終わったあとには座りながら着替えているだけで足やら背中やら腕が攣りそうになり、気軽に体勢を変えるのさえ気をつけないといけないくらい身体が軋んでいたけれど。

それでも終わった後の感覚はやっぱり好きでよかったなと思えた。
私はこの身体に何もエネルギーが残ってないような感覚が凄い好きなのだ。
自分の中のものを振り絞って、楽しさの中に自分を埋めて、空っぽになるまで走り切るのがとてつもなく楽しい。

サッカーはフィールドに出ているすべてのプレイヤーが試合に関わっているから好きだ。
無関係な人がいなくて、誰しもが役割を与えられてゲームに参加出来る。
そんなところがいい。


こんなに好きでひたすらやってるサッカーだけど、学生の頃はそこまで好きではなかった。
友達と遊んだり、ゲームをしたり、寝たり食べたりする方が好きだったりした。
単に上手くなかったからか他にも好きなことがあった年齢だからとも思うけど、今もそんなに上手くはないし他に好きなことはある。
ただ、自分で納得出来る程度にはやれるようになったというか自分が思い描くプレーをすることは出来るようになってきた。
だから楽しいのかもしれない。

部活でやってたころよりも長い時間やっていたりするから不思議なもんだ。
周りの先に始めた人達よりも長く続けていることになってしまったし。
昔は少しばかりあった憂鬱な気持ちも今は全くといってない。


そんな感じで日曜日もフィールドでボールを追っかけてきた。
身体も試合展開もきつかったけれどなんだかずっとニコニコしながらプレーしていた。
我ながらキモいよなぁとは思う。

でも仕方ない。
楽しいことは無限に出来るくらいずっとしていたいのだから。

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