『知る者は行い、理解する者は教える。 』

タイトルは古代ギリシャの哲学者、アリストテレスの言葉だ。

『JUST KEEP BUYING 自動的に富が増え続ける「お金」と「時間」の法則』を最近は読みまくっているのだが、その中にまたしても良い言葉があったので紹介したいと思う。

この言葉が出てきた背景としては、投資をして資産を増やすためには、ある程度元手を作る必要がある。そのためには、まずは収入を増やす事が大事だということが書かれている。

その方法の１つが、人に教えるという事だ。

『知る』と『理解する』の間には、雲泥の差があるように思う。

『知る』段階では、自分1人が分かっていればいいため、多少曖昧に覚えていても、その場のノリや雰囲気で誤魔化せたりする。

しかし、『理解する』とは、相手に説明できるレベルのことを指す。こうなると誤魔化しは効かない。

例えるなら、マイナス×マイナスはプラスになるということを『知っている』人は多くとも、何故そうなるのかという説明までできる人は少ないのではないだろうか。ここを説明できるレベルになることが、『理解する』という意味なのだと思う。

言い換えると、『知る』とは、単にその知識を覚えているかどうか。『理解する』とは、何故そのような思考に至ったのか、どう考えればいいのかという考え方まで分かっているか、という違いになる。

この『理解する』レベルに至る分野があれば、それはあなたの副業になり得るだろう。

もちろん、そんな分野ありませんという人もいるかもしれないが、例えば資格の試験１つとっても、単に受かることを目標にするのではなく、受かった後その資格をどう活かすかというところまで見据えて勉強すると、良い成長のキッカケになるのではないだろうか。