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SFの雰囲気放つ街(6)

 そして、乗り込みます。
 
 周囲は曲面がついたガラスで、夜なのでさまざまな色のライトが反射しています。まるで、計器の並ぶ宇宙船内部にいるかのよう。
 もちろん宇宙船と違って、自分で操作する必要はありません。
 



 おそらく昼間であれば、この室内の幻想は薄かったことでしょう。その逆に、晴れていればすばらしい展望が広がっていることでしょう。
 
 室内だけ見ているのはもったいない。外を見渡します。
 

 人の大きさから見て、かなりの高度です。夜なので、その感覚がつかめません。
 
 何往復かして、この浮遊感を長く味わっていたいです。
 
(つづく)

書き物が好きな人間なので、リアクションはどれも捻ったお礼文ですが、本心は素直にうれしいです。具体的に頂き物がある「サポート」だけは真面目に書こうと思いましたが、すみません、やはり捻ってあります。でも本心は、心から感謝しています。