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文芸誌Sugomori読者の皆様へ―「2021年最後に」ふくだりょうこ

すごもり生活が続いた今年1年も、オンライン文芸誌「Sugomori」を楽しんで頂きましてありがとうございました。次回が年内最後の更新、12月30日(木)、発起人・ふくだりょうこさんによるメッセージで締めくくります。

今年も残り2日。みなさまはいかがお過ごしでしょうか。

2020年6月よりスタートした文芸誌Sugomoriは今年無事に1周年を迎え、2年めに突入しました。
毎週月曜と木曜に新作をアップしてきましたが、公開記事数は全部で170本に。(手前味噌ではございますが、がんばりましたね、本当に……(メンバーが))。

試行錯誤の1年目を経て、2年目は少し変化も。
ということで軽く2021年のSugomoriについて振り返ってみたいと思います。

テーマの変遷

2020年のSugmoriのテーマは旬の食材。引きこもっていると、どうしても大きな楽しみのひとつは食。分かりやすいテーマだし、と季節の食材をそれぞれピックアップして小説を認めていました。

それが、2021年からはもう少し間口を広げて「暮らし」と変更になっていたのです。
「暮らし」だったらなんでもOKじゃん! と思われるかもしれませんが、それはある意味正解です。
それぞれにとっての「暮らし」とは何か。「暮らし」をどう切り取るか。思っていたより書き手の個性が出るなあ、と感じさせられます。
ちなみに2022年も引き続きテーマは「暮らし」です。
コロナ禍を経て、また暮らしに対する捉え方も変わってくるはず。それがどのように作品にも影響するのか、ご期待ください!

文学フリマ東京への参加

すごもりと言いつつ、外にも飛び出しております。
今年は春と秋の文学フリマに「文芸誌Sugomori」として出店させていただきました!

noteでの作品発表だけではなく、紙本としても出すことができたのは、結果的には大きな成果でした。
何よりもリアルイベントに参加できるってスバラシイ……! と改めて実感。
今年発行したSugomori vol.1~vol.2はBOOTHにてお買い求めいただけますので、ぜひに。

Sugomori放送部スタート!

ラジオをやってみたい!というメンバー・柳田さんの一言から始まった月イチでのTwitter Sugomoriスペースでの放送部。

毎月の振り返りや、トークテーマなどを決めてSugomoriメンバーがおしゃべりをしています。
1時間としていますが、アフタートークが大盛り上がりすることも……
なんと、アーカイブもあります。

あたらしい風(書き手)も

春の文学フリマ東京以降、「Sugomoriで書いてみたい人~!」ということで募集させていただいたところ、ありがたいことに多数ご応募いただきまして……!
ゲスト作家として参加していただく方もいれば、新しくメンバーとして加入してくださった方も。
2022年にもまた新たな書き手にご寄稿いただく予定ですのでそちらもこうご期待です。

2021年、ありがとうございました!

大きく生活が変化した2020年、変化した生活に慣れようとした2021年。
2022年は変化した生活が過ごしやすいようにアップデートされていく年なのかもしれません。
コロナ禍でスタートした文芸誌ということもあり、その活動の仕方も時勢と共に変化しつつあります。
Sugomoriという名前だけれど、これからはもう少し外に飛び出していく機会も増えるかも? 何より、作品にもその変化が現れるのでは……と思っています。

今年、読んでくださったみなさま、ありがとうございました。
初めて訪れてくださった方もありがとうございます。

2022年もより良い作品をお届けしてまいりますので、また気まぐれにでも来ていただけたら嬉しいです。

それでは良いお年を!

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