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「年を取ると1年が短く感じる」件を計算してみた(5歳の頃の1年って、今だと何年分?)

はじめに


よく「年を取ると1年が短く感じる」と言います。
僕がまったくそれに該当します。特に年を取ればとるほど、痛感するのではないでしょうか。

これが気のせいではない理由の1つとして、
「5歳にとっての1年は、人生の1/5(5分の1=20%)。
 一方、50歳にとっての1年は、人生の1/50(50分の1=2%)だから」
という説明(ジャネーの法則)がされることがあります。

では、この説明を信じるとして、
「6歳以降で「5歳の頃の1年(=人生の20%)を経過したなー」と感じるのは、どれくらい年を重ねてからか?」
をカウントしてみました。

計算してみた

というわけで5歳を過ぎてから、まず最初1回目の「5歳の1年(人生の20%以上を経過)をオーバーする時期」。
6歳は1/6で、16.7%。7歳は1/7で、14.3%。
つまり、6歳~7歳で合計31%となり、5歳の頃の1年(人生の20%)よりも長いという計算となります
(実際は、長いどころか1.5倍もあるのですが、まあそこはご愛敬)
(わかりやすく小数点第一位までの表記にしてますが、実際はExcelで計算しています。途中の計算式で誤差がでるかもしれませんが、線引き自体は間違っていないハズです)

2回目の「5歳の1年(人生の20%以上を経過)をオーバーする時期」
8歳~9歳
12.5+11.1=23.6%

3回目
10歳~12歳

10.0+9.1+8.3=27.4%
(本当は10歳~11歳の合計で19.1%なので、ほとんど20%に近いのですが、まあここは厳密に「20%以上」で線引き)

4回目
13歳~15歳
7.7+7.1+6.7=21.5%

5回目
16歳~19歳

6.3+5.9+5.6+5.3=23.0%

6回目
20歳~24歳

5.0+4.8+4.5+4.3+4.2=22.8%

7回目
25歳~30歳
4.0+3.8+3.7+3.6+3.4+3.3=21.9%

8回目
31歳~37歳
3.2+3.1+3.0+2.9+2.9+2.8+2.7=20.7%

9回目
38歳~46歳

2.6+2.6+2.5+2.4+2.4+2.3+2.3+2.2+2.2=21.5%

10回目
47歳~57歳

2.1+2.1+2.0+2.0+2.0+1.9+1.9+1.9+1.9+1.8+1.8=21.2%


感想

いやぁ、なるほどなぁと。

1回目 6歳~7歳
2回目 8歳~9歳
3回目 10歳~12歳

最初は小学校低学年・中学年・高学年的な感じに区切れている。

4回目 13歳~15歳
5回目 16歳~19歳
以降も、中学3年間、高校3年間+1年と、なんというか青春期の区切りとも合致している。

6回目 20歳~24歳
7回目 25歳~30歳
そして、二十代の前半と後半。

8回目 31歳~37歳
9回目 38歳~46歳
10回目 47歳~57歳
そして三十代以降は、6年、8年、11年と、もう10年近く経って「いやー、人生の20%を過ごしたなー」と思うようになるんですな。

と、急に思い立って計算してみましたが、なんとなく面白かったので、せっかくなので共用で公開。
たまに人生を振り返るときに、参考データの1つとして思い出して頂けると幸い。


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