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国際比較 経済的に不利な生徒の成績

教育格差が社会問題化し、親の社会経済地位が子どもの学習環境や成績に与える影響について様々な研究がありますが、経済的に不利な子どもが良い成績を取りやすい国はどこなのでしょうか?

今回は、経済的に下位1/4に位置する生徒の成績を国際比較した調査をご紹介します。

結論

経済的に不利な生徒の成績

上位:香港、マカオ、シンガポール、エストニア、日本
下位:ドミニカ共和国、コソボ、アルジェリア、ペルー、チュニジア

分析手法

国語、数学、科学の3教科全てでレベル3以上の成績をとった経済的に不利な(その国の1/4以下)生徒の割合


※PISAテストではレベル3以上の成績は academically resilient(学習レジリエンスが高い)とみなされます。

留意点


国際的にacademically resilience(学習レジリエンス)が高い生徒の絶対的な割合のため、国内の格差を示すものではありません。そもそも平均点が高い国が上位になる傾向があります。

編集後記

日本では、経済的に不利であっても、国際的にacademically resilience(学習レジリエンス)が高い生徒の割合が他の国に比べて多いというのは誇るべきことだと思います。2006年よりも2015年の方が増えているのも嬉しいですね。

文責

識名由佳

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https://www.facebook.com/sugoron/posts/109100545060178

参考文献

https://www.oecd-ilibrary.org/docserver/66e037e8-en.pdf?expires=1683824288&id=id&accname=ocid177456&checksum=63B5490B4180177FBE3169565FFBA010


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