我思う
サボり癖について考えて見ました。
サボり癖をつけた原因として、いくつかの要素が絡み合っているように思うんです。
まず、「見た目」や「形式」にとらわれすぎて、本質的な効率や成果が置き去りになっている点がありますね。
残業すること自体が評価されるような文化、やたらと形式的な報告会議…こういった「儀式」が優先されて、肝心の仕事の内容が軽視されがちなんじゃないかと。
結果として、やる気が削がれて、なんとかやってるふりだけすればいいや、という「サボり」が生まれやすくなる。
加えて、若い世代が求める自己実現や働き方のバランスと、僕たちから上の世代の重い責任感や上下関係とが噛み合わないケースも多い。このギャップが、不満や反発を引き起こして、表面上は働いているように見せかけて内心では「最低限でやり過ごそう」という態度を取らせることもあるのかもしれない。
さらに、報酬と成果のバランスが崩れていることも大きい。頑張っても頑張らなくても評価が変わらない、そんな環境では、やる気を出す理由が見つからなくなる。
だから、いかに楽をしながら仕事をこなすか、という方向に行きがちになりますよね。
こうした背景には、働く環境や組織の仕組みが大きく関係していると思うんです。
本当に仕事の価値が評価されて、努力が報われる環境が整えば、自然と「サボり癖」も減っていくんじゃないかと思うんですが、なかなか難しいですよね……。