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読んだ本リスト(2021年12月編)
こんにちは、杉山真太郎です。
とうとう2021年が終わります。20代後半になってから毎年言っているのですが、今年で言えば「2021」と言う数字に慣れた頃、その数字に1を足した数字を書く年になってしまいます。
今年は、とても多くの変化を経験した年でした。仕事面では、3年間所属していた管理部門からの異動が4月にありました。異動先は営業部門。今まで商品知識がなくても仕事にそこまで支障がない仕事をしていたのですが、営業部はそうではありません。もしかしたら、製造部門以上に、商品のことを理解していなくてはならない。少なくともお客さん目線での商品知識を持っていないとお話にならない部門です。
結局僕は営業部に異動してから、約半年、その年の9月で会社自体を辞めることになりました。いろんな人から「君は、営業が合うと思う」と言われており、僕自身も営業は向いていないわけではなさそうと思っていたのですが、現実はそう簡単にはいきませんでした。結局僕は異動した先の部門になんの成果をもたらすこともできず、会社を去りました。
いつか辞めるだろうなと思っていたら3年半が過ぎていました。一歩を踏み出せずに長い時間踏み出せずにいた僕からしたら、それを実行できたことは、自分の中でポジティブな見方をすれば進歩なのかもしれません。
無職になってからのクォーターはとても早く過ぎ去っていきました。読みたいと思って積読にしていた本を消化したり、興味のあったライター的活動をしたりしていたら、いつの間にか3ヶ月が経っていました。
そう考えると、2021年はやはり変化の年だったと言えるでしょう。異動から退職まで、まるでジェットコースターのようにいろんなところへ移動した気がします。結局留まることのないまま今年を終えたので、宙ぶらりんなまま2022年を迎えます。
また、今年はいろんな人や学びとも接することができた年でもありました。6月から始まった「企画でメシを食っていく2021」というコピーライターの阿部広太郎さん主催の連続講座、11月から始まった(株)アマヤドリ5歳さん主催のライター講座「ぶんしょう舎」など。今年ほど繋がりや学びが、深く広くなった年は今まで経験したことがありませんでした。
と考えると、無職という支えを持たないちゅうぶらりんな状態にはなってしまいましたけど、宙ぶらりんだったからできたことや学べたことがたくさんあったように思えます。無職も悪くないなぁと思っている自分もいます。もちろんずっとその状態であることはよくないでしょうが、人生100年時代に小休止をとる時間もあっていいんじゃないかとおもわさるを得ません。
まぁ総じて考えると、2021年は良い年だったと言えそうです。
それが正しかったのかは、2022年以降の僕が証明してくれるでしょう。
がんばれ、未来の僕よ。
それでは、12月に読んだ本リストです。
星野道夫『長い旅の途上』文藝春秋
文藝春秋出版、星野道夫さん著の『長い旅の途上』を読了。
— 杉山真太郎@無色 (@s_sugiyama_13) December 7, 2021
「旅をする木」の次に読んだ星野道夫のエッセイ。心が穏やかになって、自然に浸かりたくなる本。
彼の自然の中で感じたことが、僕にも淀みなく入ってくれる。ずっと読んでいたいと思った。星野道夫の本は他も追おうと思う。 pic.twitter.com/2n65Cy0tD7
ツルリンゴスター『いってらっしゃいのその後で』KADOKAWA
ツルリンゴスター @turu96 さん著、KADOKAWA出版の『いってらっしゃいのその後で』を読了。#企画メシ 最終回にて、本を贈りあった時に、西村さん @keisuke_246 から受け取ったプレゼント。
— 杉山真太郎@無色 (@s_sugiyama_13) December 17, 2021
かけがえいのない日常を生きている奇跡。それに感謝しながらも自分を大切にする姿勢。
ずっと読んでいたい。 pic.twitter.com/n9J6xp47se
ユヴァル・ノア・ハラリ著、 柴田裕之訳『サピエンス全史』河出書房新社
河出書房新社出版、ユヴァル・ノア・ハラリ著、柴田裕之さん訳『サピエンス全史(上) 文明の構造と人類の幸福』を読了。
— 杉山真太郎@無色 (@s_sugiyama_13) December 7, 2021
積読だった一冊。手をつけられずにいたけど、読み始めたらめっちゃ面白かった。
哺乳類の一種としての人類の歴史が記されている本。早く下巻も読みたい。 pic.twitter.com/rq1vsdKovi
河出書房新社出版、ユヴァル・ノア・ハラリ著、柴田裕之さん訳『サピエンス全史(下) 文明の構造と人類の幸福』を読了。
— 杉山真太郎@無色 (@s_sugiyama_13) December 20, 2021
やっと読み切れた。
哺乳類の一種にすぎなかった現生人類が生態系のトップに躍り出て、さらにこれからどうなっていくのか。
読めて良かった。めっちゃ疲れたけど。 pic.twitter.com/FfiPS4eMXq
伊藤左千夫『野菊の墓』新潮社
新潮文庫出版、伊藤左千夫著の 『野菊の墓』 を読了。
— 杉山真太郎@無色 (@s_sugiyama_13) December 20, 2021
前会社の人の忘れられない一冊。普通に泣いた。
100年前の文章なので少し読みづらいけど、それでもすぐに読めた。
夏目漱石が絶賛したらしい。 pic.twitter.com/zU2bvvFu5V
村上春樹『風の歌を聴け』講談社
講談社出版、村上春樹著の『風の歌を聴け』を読了。
— 杉山真太郎@無色 (@s_sugiyama_13) December 23, 2021
ライター&コンサル中村さん、おすすめの一冊。
余韻がすげえってなってる。この引きづる感じが彼の魅力なのかもしれないと思った。だとしたら小学生の頃に読まされて無理だったのも頷ける。
今なら受け止められる気がするので、他も読みたい。 pic.twitter.com/pDNugeOqkX
西村佳哲さん『自分の仕事をつくる』筑摩書房
筑摩書房出版、西村佳哲さん著の『自分の仕事をつくる』を読了。#企画メシ 同期のカタヤマさん @ixkberumay が選書してくれた本。
— 杉山真太郎@無色 (@s_sugiyama_13) December 24, 2021
今、読めてよかった。イキイキと生活をしている人たちがどのように仕事と向き合っているのか。たくさん紹介されていて、参考になった。
カタヤマさん、ありがとう! pic.twitter.com/4X6gJ7ehoJ
鈴木忠平『嫌われた監督 落合博満は中日をどう変えたのか』文藝春秋
文藝春秋出版、鈴木忠平さん著の『嫌われた監督 落合博満は中日をどう変えたのか』を読了。
— 杉山真太郎@無色 (@s_sugiyama_13) December 29, 2021
面白すぎる。そして凄すぎる。全てが最高の一冊。
この興奮は、きっと野球が好きな自分だけが感じるものじゃないと思う。読めてよかった。今年一心に残った本かも。
また帰ってきたい本が増えてしまったよ。 pic.twitter.com/6UveRsIos8
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