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問題はあなたの心の中にある

こんにちは。
笑顔あふれる社会を築く!
研修講師、心理カウンセラー、行動心理学実践家の杉山修です。

今日のテーマは「問題はあなたの心の中にある」

結論は「事柄と感情を切り分けよう」

問題や悩みは心の中にある

日常生活における様々な問題や悩み。多くの場合、私たちはこれらを外部の環境や他人の行動の結果として捉えがちです。

仕事であれば、職場の環境や上司、同僚、さらには顧客の振る舞いを原因と見ることが多いですし、家庭では親、パートナー、子どもといった身近な人々の影響を指摘しがちです。

また、私たちのプライベートな時間においても、知人や友人の影響が問題の原因であると考えることがあります。

しかし、真の問題の根底にあるのは、実際にはこれら外部の出来事や他者ではなく、自分自身の内面にあります。

具体的には、私たちが抱える感情が問題の中心にあるのです。私たちが遭遇する問題や悩みをどのように感じ、反応するかは、全て自分自身の心が決定します。外部の状況は確かに影響を及ぼしますが、最終的には私たちの内面の状態が、これらの状況をどう捉え、どう対処するかを左右するのです。

この視点から、問題を解決するためには、外部環境や他者を変えることに焦点を当てるのではなく、自分自身の内面に目を向け、自分の感情と向き合うことが重要です。自分の感情を理解し、管理することができれば、同じ状況に遭遇しても、より健全で建設的な方法で対処することが可能になります。

事実と感情を切り分けよう

建設的な対処するための鍵は、「事実と感情の区別」です。

具体的な対処方法について、わかりやすい事例を紹介したいと思います。

それは大谷翔平選手の姿勢が理想的なモデルとして挙げられます。

大谷選手は、アメリカのメジャーリーグで活躍する中で、常に冷静さを保ち、感情に流されずにプレーします。たとえば、試合中にチームメイトがミスを犯した際、彼は失望や怒りを表に出すことなく、次のプレーに集中します。彼は感情をコントロールし、現状分析と対処に専念することで、チームの士気を保つことに貢献しています。

また、大谷選手は自身のパフォーマンスに対しても客観的な評価を下すことができます。

例えば、彼が期待に応えられなかった場合でも、感情に覆われることなく、その原因を分析し、改善策を考えることができるのです。このような冷静かつ客観的な姿勢は、彼をメジャーリーグで成功する重要な要素の一つとなっています。

この大谷選手から学べる教訓は、私たち自身の生活においても役立ちます。
外部の出来事や他者の行動に対して感情的になるのではなく、自分の感情を理解し、管理することで、より健全な心理状態を保つことができます。

事実と感情を切り分け、感情に振り回されることなく、冷静に対処するスキルを身につけることは、日常生活で直面する様々な課題を乗り越えるために欠かせない能力と言えるでしょう。

是非、試してみてください。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

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