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困難は小さくするとやさしくなり乗り越えることができる!

こんにちは。笑顔あふれる社会を築く!
感情コントロール専門家の杉山修です。
感情・言葉・態度・表情をベースとして自らが変化する支援を行ってます。

今回はとある中堅社員からの相談ケースを取り上げます。

【相談内容】
4月から新たなプロジェクトのリーダーを任されました。自分にとって今までの仕事が認められたと思ってます。しかし、プロジェクト発足から1ヶ月が経ち、今まで経験したことない難しい仕事になり、最近は思考停止状態になってしまいます。
このような状況で何かアドバイスがあればお願いします。

■「困難」を小さく分割してみる

新たな役割を与えられ、やる気に満ちていた時期かと思います。一方でリーダーという責任感から一人で抱え込んでしまうこともよくあります。まずはプロジェクトメンバーと良い関係を築き、協力を得ながら進めていきましょう。

「難しい仕事」、「思考停止」になっている状態とのこと。この状態が続くと精神的なストレスを抱え、体調にも影響を与えてしまいます。上司にも早めに相談しましょう。

そのうえで私がおすすめするのは「難しい仕事」と思っていることを小さく分割することです。

ルネ・デカルト
「困難は分割せよ」方法序説

できる限り小さなタスクに分けることを実践してみてください。

① 「難しい仕事」と抽象化された業務を出来る限り小さく分割する。
②   小さく分割されたタスクを難易度のランク分けする。
  例えば難易度が高い順番からAからEまでの5段階で表示
③ プロジェクトメンバーで役割分担を行う。
④  Eランクから着手する。難易度が低いタスクから着手することで前に進んでいる
  実感も得られます。
⑤ 一番大切なことは「自分が頑張って何とかなる。」「自分が頑張っても難しい」
  ことを見極めることです。
  「自分が頑張っても難しい」のであれば、他のプロジェクトメンバー、または
      関係者に相談し依頼する等の対応が必要です。

ドラッカーのリーダーシップの定義も参考にしてみてください。

「リーダーシップとは、組織の使命を考え抜き、それを目に見える形で明確に確立することである。リーダーとは目標を定め、優先順位を決め、基準を定め、それを維持する者である」
                  ドラッカー『プロフェッショナルの条件』

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

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