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人前で話をするのが苦手!という自己評価

こんにちは。笑顔あふれる社会を築く!
感情コントロール専門家の杉山修です。
感情・言葉・態度・表情をベースとして自らが変化する支援を行ってます。

今回は30代女性の方からの相談を取り上げます。

【相談内容】
今年からチームリーダーになりました。リーダーになり顧客や上司にプレゼンをする機会が増えました。しかし、私は人前で話をすることが苦手です。緊張して頭が真っ白になったり、途中で何を話しているか、わからなくなってしまいます。
苦手意識を克服したいのですが、どうしたらよいでしょうか。

■実は私も話をすることが苦手だった
今は人前で話をする仕事をしていますが、20代の頃は赤面症で悩まされました。会議で意見等を言うとすぐに顔が真っ赤になってしまいました。
話をすることにコンプレックスを抱えていました。

転機が訪れたのは会社で小集団活動の全社発表会で約300人の前で発表することになったのです。先輩から「お前が発表しろ!」と言われ、断ることができなかったのです。

約15分のプレゼンをした後、会場の参加者から拍手をいただいた瞬間、今まで経験したことない感情が湧き上がってきました。「気持ちいい!」

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発表前、15分のプレゼン内容を全て丸暗記して覚えて発表会に臨みました。つまり、練習を繰り返し実施すれば自信に繋がることを学びました。

■「人前で話をすることが苦手」という自己評価
話をすることが苦手な自分をつくり上げているということです。私の経験から常に「話をすることが苦手です!」と伝えてました。
「苦手」という言葉を耳で聞いて潜在意識の中に深く入り込んでしまってます。

簡単な方法は「苦手」という言葉を今後、一切使わないことです。

【苦手意識を払拭する方法】
私が取り組んできたことをお伝えします。

① YouTube、ラジオアプリ等で自分が気に入った人の話し方を視聴し真似る
 私は現在でもこの方法を実施しています。説明がわかりやすい人、話が上手な人
 の動画を繰り返し視聴しています。落語家が師匠の落語を何回も聞いて覚える方
 法と同じです。

② 徹底的に練習をする
 私が300人の前で失敗することなくプレゼンができたのは、徹底的に覚えるま
 で練習したからです。毎回、時間を測って練習していました。
 一度、成功体験を積むと感覚的に話し方がわかってきます。
 是非、何度も何度も練習してください。その際、スマホで録画、録音して聞き返
 すことをおすすめします。癖もわかります。努力は裏切りません。

③ プレゼンを行う前にイメージトレーニングを行う
 私は今でも研修出講前にイメージトレーニングを行ってます。
 研修の冒頭でどのような話をするか。その時の表情や態度、振る舞いをイメージ
 してます。そして、研修終了時に受講生が笑顔で拍手している光景をイメージし
 てます。あくまでもイメージですが気持ちが整います。
 是非、一度試してみてください。

もう一度、繰り返しますが「苦手意識」を払拭するために「苦手」という言葉は封印しましょう!

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最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

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