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意見の対立は相手を動かすチャンス!

こんにちは。笑顔あふれる社会を築く!
感情コントロール専門家の杉山修です。
感情・言葉・態度・表情をベースとして自らが変化する支援を行ってます。

今回は40代男性の方からの質問を取り上げます。

【質問内容】
会議で自分より目上の方と意見が対立することがあります。自分は一般職なので「議論したい!」と思っても引き下がってしまいます。目上の人に反対意見を伝えるとき、相手の機嫌を損なわない方法があれば教えてください。

■意見の対立は相手を動かすチャンス!その方法は…
上司との意見、考えが対立した時、あなたの考え方が良いと思っても引き下がってしまうことは、私も前職ではよくありました。一方で組織のために考えると、自分の意見は伝えた方が良いと思います。

では、どう伝えるか?

それはアサーションで目上の人に伝えるスキルを身につけましょう!

「アサーション」とはコミュニケーションスキルの1つで、「人は誰でも自分の意思や要求を表明する権利がある」との立場に基づく適切な自己表現のことです。

アサーションの理論では、コミュニケーションを以下3つタイプに大別できるとされています。
① アグレッシブ(攻撃的)
② ノンアサーティブ(非主張的)
③ アサーティブ(バランス)

アサーティブな方法とは、自分の気持ちや考えを相手に伝えるが、相手のことも配慮し、自分も相手も大切にしたやり方です。お互いの意見に賛同できず、意見が食い違ったときに、攻撃的に相手を打ち負かしたり、非主張的に相手に合わせたりするのではなく、お互いが歩み寄って一番いい妥協点を探ることがアサーティブなあり方であると言えます。
                  出典「人事ポータルサイト HRpro」

課長がAプランで行こう!と決めて、自分はBプランがいいと思っている。

① アグレッシブ 攻撃的に責める
 「そのプランはやっても無駄だと思います。もう少し部下の意見も聞いたほうが
  いいんじゃないですか。」

② ノーアサーティブ 自分の意見を押し殺す
 
「課長のAプランいいですね。」と言う。しかし、心の中ではBプランがいいと
  思っているが自分の意見は伝えない。

③ アサーティブ 相手の意見を否定しない。その上で自分の意見も伝える
 
 相手の意見を尊重する。Aプランを否定しない。肯定する。
 「Aプラン、素晴らしいですね。そのうえで教えて欲しいのですがBプランも
  ありかなと思いますが、一緒に検証してもらえますか?」

 【相手の意見・考えを否定しない。承認する】+【自分の意見・考えを伝える】

これも日々のトレーニングです。是非、試してみてください。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

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