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「自分の普通」は「相手の普通」ではない

こんにちは。笑顔あふれる社会を築く!
感情コントロール専門家の杉山修です。
感情・言葉・態度・表情をベースとして自らが変化する支援を行ってます。

今回は入社5年目の方からの質問を取り上げてお伝えします。

【質問内容】
後輩の件で相談です。Aさんは始業時間の5分くらい前にいつも出社します。いつもギリギリです。普通、遅くても10分から15分くらい前に出社してメールチェックやその日の業務内容の確認をします。しかし、ギリギリ出社なので事前の確認ができず、朝会が終わった後にメールチェック等を行います。A君にどのように指導したらよいでしょうか?

■「自分の普通」は「相手の普通」ではない
Aさんは始業開始前の5分前にしています。就業規則上は遅刻している訳でなく、問題ありません。

次に相談者に仕事に向き合う姿勢は素晴らしく、始業開始前にメールチェックや業務内容を確認してます。しかし、ここで大切なのは相談者の仕事に向き合う姿勢であり、この価値観をAさんにも同じ行動を求めてしまうと自分がストレスを感じてしまいます。

「自分の普通」は「相手の普通」ではないということです。自分の仕事に向き合う価値観と相手が合わない言動をすると、その人に対して不快な感情を抱いてしまいます。

相手の行動を受け入れること。
「始業時間に間に合っているからまあいいか!」
受け入れる方がイライラ等の不快感情を抱きません。

■できることにフォーカスする
不快な感情を持ち続けて仕事をするよりも、できることにフォーカスすることが大切です。

できること、それは始業開始後の仕事の進め方です。今回の相談内容をもとに確認すると
・朝会の後にメールチェック
・メールチェックをした後に業務確認をAさんと共に行う  

Aさんとペアで仕事をしているのであれば、共通のルールをつくることをおすすめします。
例えば、業務確認であれば、前日の終業時間前に10分程度の時間をつくり、翌日の業務内容を確認する。など
このように工夫すれば、あなたもAさんもお互いに事前確認できるので、翌朝にイライラすることはないですね。

相手の立場になり、自分が求めることを達成するためにどうするか?の視点で考えると少しの工夫で改善策が見つかります。

できることにフォーカスしていきましょう!

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最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

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