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若手を「やる気」にさせる!指示の仕方、任せ方

こんにちは。笑顔あふれる社会を築く!
感情コントロール専門家の杉山修です。
感情・言葉・態度・表情をベースとして自らが変化する支援を行ってます。

例年4月からこの時期にかけて若手への研修が増える時期です。
今回は若手を対象とした研修で対話する中で学んだ視点を共有します。

■若手受講者から学んだこと

昨今の状況により多人数での集合研修は減りました。十数名での研修が増えてくる中で、研修冒頭に受講者にも全員1分程度で自己紹介をお願いしてます。
①名前
②所属と業務内容
③最近夢中になっていること

興味深いのが「最近夢中になっていること」です。
・世代性を知ることができる
・雑談のきっかけになる
・なぜ夢中になっているのか?想いを聞くことができる
・強みを知ることができる(その後の自己理解ワークでの材料になります)

傾向として話に出てくる話題は「オンラインゲーム」「eスポーツ」です。
なぜ、夢中になるのか?

理由は皆さん、「結果ではなくプロセスを楽しんでいること」です。

一見すると当たり前だと思いますが、これからの仕事に向き合う姿勢のヒントになると思いました。

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■若手を「やる気」にさせる!指示の仕方、任せ方

仕事で結果を求めることは大切です。一方で結果だけを求めるが故に、やる気を失っている現状もあります。その結果に至るプロセスを若手社員に考えさせる、任せることが「やる気」に繋がると考えます。

上司・先輩が
・言われた通りやって
・マニュアル通りやって
・余計なことはしないで
等、枠や型にはまった指示ばかりだと、意欲が喪失する可能性があります。

プロセスを自ら考えることによりスキル、能力向上にも繋がります。
例えば若手社員に
・結果だけに捉われず、やり方を考えてチャレンジしてみて「期待してるよ!」
・今回から、きみに任せるから工夫して取り組んでみて「期待してるよ!」

任せるうえで大切なことは
・結果は上司の責任だということです。安心な場があってこそ、若手は能力が発揮
 できます。
・期待の言葉を掛ける
・いつもで相談に乗ることを伝える
・定期的な進捗報告を指示する。軌道修正が必要であればコーチとして関わり、
 フィードバックを行う。

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結果だけにフォーカスせずにプロセスを大切にしてやる気を喚起しましょう。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

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