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なぜあなたの会社には人が集まらないのか?~なぜ応募が少ないのか?~

こんにちは。

キャリア支援にも携わっているため、経営者や求職者から相談される機会も多く、意外と採用に課題を抱えている会社が多いなと感じます!

採用企業側から相談を受ける中で感じた、
・なぜ応募が少ないのか?
・なぜ来てほしいレベルの求職者が応募してくれないのか?
について、今回は書いていこうと思います。
※新卒向けではなく、中途採用・転職向けです。
※長くなったので、2つに分けました。

経営者や採用担当者は、今後の採用戦略の参考にしていただけると幸いです。
求職者側の戦略については、後日書く予定です!

なぜ応募が少ないのか?

求人サイトに載せていたり、リファラル採用に力を入れたりして採用を頑張っている会社は多いかと思います。
それでもなかなか応募が少ないなと思うことはありませんか?

その理由は、厳しいようですが「魅力がないから」です!
言い換えると「差別化できてない(=他社との違いが分からない)から」です。

CMで知名度があるなど、ほとんどの人は自分の生活に馴染みのある会社しか知りません。

知らない会社を受けることはできないため、転職を考えた時に調べて初めてあなたの会社(※以降、「御社」と書きます)を知ることになるわけです。

では、求職者が受けるのはどのような会社でしょうか?

転職エージェントが求人を探す場合でも、求職者が自分で求人を調べる場合でも、結局はその人の履歴と希望を条件に検索する関係上、以下のパターンが多くなります。
・応募の必須条件を満たす「受けられる会社」
・やりたいことができそうな会社
・給与や勤務地などの条件が自分の基準を満たす会社
・知名度が高い、知っている会社

そして、転職する理由はポジティブ/ネガティブありますが、どちらの場合も以下の3つは必ず絡んできます。
・給与
・人間関係
・仕事内容

給与の高さを売りにできる会社や業種は限られますよね。
良い人材を採用したくても、ベンチャーの場合はそんなに大金を出すことはできないはずなので、提供できるのはお金以外の魅力ということになります。

カリスマ経営者がいれば魅力的に映るかもしれませんが、経営者と一緒に働くことは少ないので、人間関係は予測が難しい要素となります。

仕事内容に関して、例えば御社の事業がIT系の受託開発の会社だとしたら、同じことをしている会社は星の数ほどあるわけですが、求職者からしたら受託開発だとこの会社!となるような会社はほぼ無いのではないでしょうか。

そして残念なことに、同じような事業内容の会社と比べて違いがほとんどないように見えるため、求職者側は沢山応募して内定をもらったら、ちょっとでも給与や条件が良い方の内定を承諾するとなるわけです。

認知度を上げるのは広告宣伝費の問題などがあり簡単ではないので、せめて求人票を読んだ時に応募したいとなるような工夫は必要です!

率直に言うと、求人票だけを見て受けたいと思う企業は少ないです。
どこも似たり寄ったりなことが多く、応募できるから応募する企業になってしまっています。

そうするとどうなるかと言うと、求職者は志望動機が思い付きません!
志望動機が薄いと言って落とすことがあるかもしれませんが、そもそも志望動機が思い付かないような会社だという可能性も0ではないです。

極端な例ですが、ソフトバンクと言われたらどんな会社かはイメージはできますよね?
多事業展開し過ぎて何の会社か分からないとしても、イメージは浮かぶはずです。

あくまで例なのでAppleでもSonyでも何でもいいですが、他と差別化できる尖っている部分があるから印象にも残るし、魅力的な印象を与えられるわけです。

求人サイトに載せることに意味がないのではなく、自社の魅力が少ない/伝えられてないことに気付くことが、採用活動の成功を築くことの第一歩です!

じゃあどうすれば魅力的な会社としてアピールできるのか?は長くなり過ぎたのでここでは割愛して、次回は「なぜ来てほしいレベルの求職者が応募してくれないのか?」について書こうと思います♪

現実を見て、変えるべきポイントを変えていきましょう!

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