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#3 海外で暮らした方がラクになる!?

こんにちは、ゆきなです。
私は2024年の3月からイギリスで暮らしている、解離性障害と複雑性PTSDを抱えた虐待サバイバーです。現在の服薬状況は、毎日飲んでいる薬はありませんが、たまに睡眠導入剤を飲んでいます。

そんな私が考える『海外暮らしが向いている人と向いていない人』をお伝えさせていただきます。

私の海外渡航歴は一番最後に書かせていただきました。

今回の記事を興味深いと思っていただけましたらぜひ、いいねをお願いします。


持病がある人は海外で暮らせない!?


結論

薬を常用した状態でも、海外で暮らすことは可能です。ただ、なんのサポートもない場合は、たくさんの困難に直面することになると思います。なぜなら、過去の私がそうだったからです。

ただ通常の留学エージェントでは精神疾患や身体疾患への理解・知識が乏しいため、サポートを期待することは難しいです。

だからこそ私は、困難があっても挑戦をあきらめないあなたをサポートするためのサービス立ち上げを決意しました。


「病気は障害、海外に行くべきではない」という考え

正直、身体の病気であれ心の病気あれ、ハンデとなることは間違いありません。障害とまではいわなくても、それなりの苦労が出てくることは事実です。また、保険に入りづらくなってしまうのも事実です。

でも、それは病気があるないに限らないことを私は知っています。

私が留学している間、いろんな日本人と会い、話をしました。その中には、心身ともに健康な状態で渡航して、現地で時間を過ごす中で鬱っぽくなってしまった人もいましたし、ホームシックが強すぎて、留学期間を大幅に短縮して帰国した人もいました。

そりゃあ、渡航前も滞在中も、どんなときでも健康であることに越したことはありません。が、誰だって病気になることはあります。病気になりたくてなっているわけでもなければ、自ら望んで治さないわけでもありません。

だからこそ、どんなハンデがあっても「あなたには無理です。厳しいです。」と一蹴するのは違うのでないでしょうか。

どんな人でも、どんな状態であっても、できる限り同じように権利や機会が与えられるべきだと私は常に考えています。


体の病気と心の病気のちがい

体の病気については本当に幅が広いので一概にはいえないのですが、そこまで深刻なものでなければ、病院にかかる意味が全くといっていいほどないので、薬局で相談し対処することが可能です。(これは日本の感覚と大きなズレがあります)

薬局で相談して、薬局では対処できないためお医者さんにかかってくださいと言われたら病院にいきます。(私の場合はそうしています)

心の病気の場合は、薬局で効果的な薬を手に入れることが非常に困難です。そのため、渡航前に断薬するか日本でまとめて処方してもらい、症状が出た時に服用するという形をとる必要があります。

もし、今あなたが薬を飲んでも症状が抑えられていないのなら、薬を減らし、住む国を変えることで劇的に回復するかもしれません。


私の実体験


結論

海外留学のために断薬し、半ば強引に海外留学に行く場合は、短期留学をオススメしたいです。最長でも6ヶ月が限界かなと思います。

それでも海外移住したいから長期で滞在したい!という方は、短期留学(3~6ヶ月)→ 長期留学 → 移住の流れで取り組むことを強くオススメします。

これは私の実体験なので、断言できるのですが、海外移住・健康的な回復・経済的な自立を両立することは可能です。

体を壊すような無理な努力をしなくても、健康を回復することにだけ専念しなくても、少しずつ適切なステップを踏んでいくことで、全てを少しずつ実現していくことは可能です。

私はこの、『全てを少しずつ実現していく』ことがもっとも充実していて、幸福度の高い生き方だと思っています。


実体験: 半年間のバンクーバー留学

高校3年生の秋、カナダはバンクーバーに半年間留学しました。この頃の私は、毎週精神科に通院しており、毎日5種類ほどの薬を服用していました。頓服薬も処方されていたので、それも合わせると8種類ほどになります。

それらの薬を約1ヶ月かけて断薬し、半年間の長期留学に挑みました。

主治医はもちろん無謀な挑戦だと否定的な意見でしたが、海外が好きで日本よりもラクに過ごせることを知っていた私は半ば無理やり渡航しました。常用していた薬は断薬したものの、念の為、最大量を処方してもらいカナダに持って行きました。

結果、いろいろな問題に直面しながら、苦しみながらではあったものの、同級生たちのサポートもあり、無事、バンクーバーでの生活を謳歌し、帰国しました。


実体験: 10ヶ月で緊急帰国したシドニー留学

ここでも断薬しながら、本当につらいときだけ持参した薬を服用するという方法で過ごしていました。

最初は順調に進んでいたのですが、ホームステイ先でのトラブルや日本人の友だちとのトラブルなどいろいろ積み重なり、どんどん体調が悪化しました。今思えば、カナダでの無理も溜まっていたんだと思います。

結果、1年間の滞在予定を短縮し、10ヶ月で帰国することになりました。


[本題]海外暮らしに向いている人・向いていない人


海外暮らしに向いている人

一言で言うと「日本で生きづらさを抱え、苦しんでいる人」です。

とはいえ、この表現ではわかりづらいのでいくつか質問事項を用意してみました。(「YES」の数を数えてください)

  1. 学生時代を振り返ったときにいい思い出が思い出せない

  2. 「家族」と聞いていいイメージがわかない

  3. 友だちには3ヶ月に1度くらいしか会わない

  4. 食へのこだわりはあまりない

  5. 日本で過ごしているのがとてもつらい

  6. 社交辞令・人間関係に疲れてしまった

  7. 細かいことはあまり気にならない

  8. 時間にはゆるいほうだ

「YES」が4つ以上ある場合、あなたは海外での暮らしが向いているかもしれません。もちろん国は考慮していく必要がありますが、日本から出た方がラクになる可能性は非常に高いです。


海外暮らしが向いていない人

一言でいうと「日本での暮らしが充実している人」です。

先ほどの質問リストで「YES」が4つ以下の場合は、海外暮らしには向いていない可能性が非常に高いです。かといって、海外に行くなというわけではなく、この場合は旅行がオススメです。1週間や2週間、1ヶ月など長期で旅行に行くのもオススメです。

とはいえ、今の自分の暮らしが充実しているかどうかは感じにくいことでもありますし、なかなか断言できることでもありません。

結局、行ってみなきゃわからないという部分が多いのもまた事実なのです(笑)最初は適応できなくて、つらいながらも暮らしていくうちに、その国にいるほうが心地良くなってしまったという話もちらほら耳にします。


何はともあれ


向いていても、向いていなくても、旅行でも、短期留学でも、長期留学でも、移住でも… わたしはあなたの挑戦を応援し、サポートするために発信を始めました。

自分が受けられずに苦しんだサポートを提供することで、より多くの人が勇気を出して挑戦し、本当の自分や人生を取り戻すことができるという自信が私にはあります。

本当の自分を、人生を取り戻すということは、本当の安心や幸せを手にすることを意味しています。

挑戦はあなたを、人生を、変えます。

そして、その挑戦は小さな一歩からはじまります。



私の海外渡航歴


  • 小学4年生の夏 約2週間、イギリスに短期留学

  • 小学5年生になる春 約2週間、ニュージーランドに短期留学

  • 中学3年生の冬 約3週間、オーストラリアに短期留学

  • 高校3年生の秋~冬 6ヶ月間、カナダに長期留学

  • 高校卒業後の春~冬 10ヶ月間、オーストラリアに長期留学

  • 29才の冬~現在 イギリスにワーキングホリデー(移住を計画中)

海外に行く機会を幼い頃から与えられたことには非常に感謝しています。いくら虐待されていたとはいえ、自分の人生にも恵まれている部分はあったんだと感じられる数少ない感謝ポイントです。


最後までお読みいただきありがとうございます。
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さいごに

実はわたし、虐待・いじめ・毒親育ち・発達障害のためのライフコーチとして活動しています。〝普通〟がわからなくて、できなくて毎日が苦しい… けど、どうしていいかわからない。いろいろ試してもうまくいかず悩んでいる…。そんなあなたは私の同志です!

悩み、苦しみ、もがきながらも頑張るあなたを救う、有料級の無料プレゼントを現在作成中です。

完成し次第こちらのLINEにてお配りしますので、興味のある方はぜひ、今のうちに友だち追加しておいてください。


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