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僕は相手の物語・夢を聴くのが好きで、そして人を誰よりも好きになれる天才だと気付いた。


このnoteまで足を運んでいただき、ありがとうございます😊 2020年の終わりが近付いていますが、皆さんいかがお過ごしでしょうか?

タイトル通り自分のことを「天才」と言っているのが痛すぎて恥ずかしいTAKAHIROです(笑)
さて今回は、2020年は自分にとっての特別な年になったので、その事を書かせていただきます。

去年まで他人がめちゃくちゃ嫌いだった。

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僕は今まで、社会人になってからでも、人をなぜ好きにならなければならないのかよく分かってなくて、むしろ嫌いだった。上司、先輩、同期、子供、近寄らないで欲しいと思ってしまってて。

そんで、この他人嫌いな性格なのに、営業の仕事を選んで入社して色々失敗しました。迷惑もかけてしまいました。
人と会うのが仕事なのに人嫌い。
挙げ句の果てには、お前は精神年齢が低いと言われて営業外されて。でも、合わないから外されたことは組織としては正しい判断ので、何も言い返せなかったです。

なんてったって自分の悩みって、全部、人間関係からなんですよ。めっちゃ避けたかったです。辛い。傷付きたくない。自分の内面で悩むことなんてないと思うんです。多分。

悩んでる時、彼女から飲みに誘われる


誤解されたらあれなんで一言で説明しますけど、僕の指してる「彼女」は家族の友達の姉っていう知り合いです。
みんなが思ってる「彼女」ではありません。笑

話を戻します。仕事でめちゃくちゃ悩んで押し殺されそうになった時に、その同い年の彼女に誘われたんです。
なんで誘われたのか理由は特に分からなくて、でも期待はしてないけど女性とサシ飲みするなんて始めてなんで、わりと緊張はしました笑

サシ飲み当日

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サシ飲みした場所は、ワインとイタリアンの料理で楽しめる店を選んでくれました。写真はイメージなんですけど、こんな感じでお洒落な店でした。ありがとうございます。美味しかったです。

その飲んでる時に、自分の仕事、プライベートの話を結構してしまったんですけど、これが世界一つまらない話で、自分でも「これつまんねぇ〜」って思ってたんです。
でも、彼女はそれを否定せずにちゃんと聞いてくれて「スゴいよ!」って言ってくれてめっちゃ嬉しかったです。

世界一つまらない話し続けてもあれなんで、今度は彼女の話を聞くことにしました。普段から気にしてること、好きなこと、嫌いなこと、複雑な気持ちの部分、がむしゃらに勉強しても報われなくて身体壊してしまった事まで聞いて感銘しました。
特に彼女からの言葉で印象的な言葉がこれです。

「私たちは何事も経験しないと、後にコケることになる。だからこそ、自分から選んで責任を持ちたい。」


同い年とは思えない言葉を聞いて、ビックリしました。こんなにも大人な考えをしてる人が近くにいたの!?って思ってしまって、今でも忘れられません。

2軒目のスナックママのお話

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酔いが回って楽しくなってきたところで、2軒目はスナックに行きました。スナックも行くのは初めてで、入った時の雰囲気はキラキラしてて綺麗な印象でした。

てっきりバーかと思って自慢げにバーにありそうなカクテルの名前を言って(多分ジンリッキーかなんか言った気が…)間髪入れずに彼女に怒られました。ごめんなさい。でも悪気は一切無かったんです。

初めてスナックに入って思ったことは

・とにかく話が面白い
・お客さん同士でコミュニケーションが生まれる
・古いイメージがあったけど、逆に一周回って新鮮な体験

でした。
こんな狭い空間でも、使い方次第でこんなにも変わるのかって思いました。

そしてママからの話で1番心に残ってる言葉があります。

「人はみなダイヤモンドの原石を持っている。だけど磨かないと輝きはしない。仕事や恋愛で色々な苦しい思い出はあるけど、それは心(ダイヤモンド)が磨かれているから。これから輝くために今を生きている。」

これ聞いた時、人生で1番のリアクションしました。デカすぎて彼女ビックリしてちょっと引いてたと思います笑
今まで辛かった自分が報われた気がしました。

もう一つ、

「食べたいものを食べないのはナンセンス。カロリーとは栄養である。栄養を取ることで健康になり、女性の美しさに直結する。」

これは女性がテーマで話をされていた時です。
聞いたその時は食に関してあまり悩まなかったのであまりパッとしなかったんです。でも翌日からから色々考えてました。

 これは、僕なりの一つ答えだと思っていただきたいです。
 僕は、女性は痩せていることが美しいという世間一般の価値が全てだと思ってる人が少なくないんじゃないかと、考えました。
 自分がこうなりたい、自分がこうあるべきだという自分の軸がないため、自己評価を他者からの評価に依存してるからです。
 そして、自分を形成する形容詞が「痩せている」という唯一の価値観となってしまい、痩せに没頭します。さらに何が価値を評価してるのか考えると、それはモデル基準で考えてるなのではないかと。

 たしかにモデルは憧れます。細いです。お人形さんみたいでかわいいですよね。しかし、モデルという業界は痩せて当たり前の世界です。モデル基準なので、ダイエットをしてもトータル的に自分は負けてるとコンプレックスを抱くことになってしまう。
 自分の軸を持ってないと「自分から見た自分」より「人から見た自分」を優先します。つまり、痩せれば痩せるだけ優れているのだという幻想に支配されてしまうのです。
 痩せてないと負けが確定します。
 ママさんは、その幻想を打ち払いたい気持ちが込められてたのではないでしょうか?

おわりに

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 とまぁ、飲んだ時の話をしたのですが、要はこの日から僕の中でパラダイムシフトが起こってしまったんです。
 あれだけ人嫌いだったのに、なぜか今は人を好きになって、その人の話を聞いてさらに自分と相手とその周りの方達を好きになってる自分がいるんです。
 僕の人生の中で世紀の大発見くらいなもんです。ほんまに。

 この時の自分は1番大切なことに気づいていませんでした。「喜びや幸せは人間関係からしか得ることは出来ない」ことです。

 「仕事」も「お金」も「家」も「食べ物」も「車」も、全て他人からいただいたありがたい贈り物です。そのおかげで今自分は生活ができています。そのことに気づくべきだった。

人嫌いだった自分よ、聞いてるか?笑

 いや、逆に悩み苦しんだから今があるからこそ理解できてるんだと思います。他人から見たら「そんな苦労なんて、まだまだだよ笑」って言われるかもしれませんが、この段階で気付いた僕って本当に運が良い。

2020年
関わってきた人全てに感謝してます。

2021年もよろしくお願いします。

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