革と消毒液
最近はどこに行っても入口などありとあらゆる所にアルコール(エタノール)系消毒液が置いてありますが、革にとっては非常に厄介なものになります
革の仕上げの状態などにもよりますが、僕が好んで使うタンニンなめし(使えば使う程味の出る)ほとんど加工をされていない革には、消毒液がつくとシミというよりはついた箇所の色が抜けてしまい、元に戻すのが困難な状態(今の僕の力では無理です・・)となりますので、
本当気を付けてください
水、雨のシミなどは結構なんとかなりますので、いつでもご相談ください
コロナの広がりと共に消毒液も広がり、不意に掛かってしまったなどの問い合わせも増えて、なんとかならないかともがいてみたりもしているのですが・・
とにもかくにも
お気をつけください
お気をつけください
お気をつけください
消毒する時にはバッグは遠ざけるように持っていただき、手の消毒後は乾燥するまでは革に触れないようにお願い致します
やはり革は元々が自然のモノであり、最新の科学の素材に比べると扱いにくい素材ではありますが、
僕はそんな革が好きです(また革に関することも書きたいな)
例え あなたの持っている革製品がシミみたいになってしまっても、
やっぱり好きです
コロナもまだまだ落ち着くまでは先は長そうですが、
アルコール系消毒液とも上手に付き合っていけたら良いかなと。
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